●Phantom - Requiem for the Phantom - 第7話 「過去」 レビュー
このレビューはネタバレ全開です。ご注意ください。
このTV版Phantomは黒歴史であるOVA版と違い、かなり原作ゲームに敬意を払ってそのストーリーを追っています(違うメディアなので表現は違う箇所もありますが)
実は公式サイトに10話までの簡単なストーリーも載っています。
そこで確認できたのが、3部構成であるPhantomの第1部は10話までであり、そこに至るまでの急変は実は今回7話からスタートします。
別離と邂逅を繰り返すPhantom二人の物語の『最初の終わり』が始まります。
どうやらインフェルノの息のかかったレストランなのか、店内はクロウディアとサイス=マスター二人っきりのディナーです。
話題はクロウディアからサイス=マスター個人的な作戦の依頼。
「私の個人的な点数稼ぎだ」
それはクロウディアの個人的な組織内でのポイント稼ぎのため。
「予期せぬ功績を挙げて上への貸しにするわけですな」


暗躍する事が元々得意なサイス=マスターはクロウディアが分をわきまえた依頼と考え、依頼を受けます(上司からの依頼ですので断る理由もありませんが)
そのため、サイス=マスターはインフェルノ組織内にも分からぬ形で極秘にPhantomを動かす事にします。
今や上司であるクロウディアをも凌ぐ存在となったサイス=マスターへの、クロウディアの静かな一手でした。
翌朝、朝食の準備をしていたアインとツヴァイの隠れ家に一本の電話が入ります。
「誰?」
「パートタイムのシフトチェンジ。今から来れないかって」
サイス=マスターからのものでした。呼び出しはアインだけ。
「送っていく、今日は運転の練習に出るつもりだったし」
「必要ないわ」
「一緒に住んでいるカップルなら、それくらいするだろ?」
「そうね」
アインを説得するには仕事の延長線上で語れば良く、ツヴァイもなかなか分かって来ているようです。
その時、西海岸における中国系マフィアと日系マフィアの抗争がTVで報じられます。
「気をつけて」
「大丈夫。巻き込まれ様なヘマはしないよ」
アインの指摘は別でした。アインの視線の先にあるものはフライパンにかけっぱなしで焦げる寸前の目玉焼きでした。
「ぼや騒ぎでここを悟られたくないわ」
「ああぁ、あぁ……」


このシーンはPhantomでは珍しく日常的なほほ笑ましいシーンなんですよね。
先のシーンでのアインを車で送ると言ったツヴァイの心遣い。それを理屈の上でとはいえ承諾したアイン。
アインとツヴァイの間は最初の頃の緊張感を帯びたものから幾分柔らかいものになっていますね。
アインを車に乗せ、送ろうとした矢先、クロウディアが自慢のフェラーリ・F40に乗ってやって来ます。
「出かけるところ?」
「ミズ・マッキェネン!?」
「よかったら付き合わない?」
クロウディアも人が悪く、アインが車の中で待っているところを見れば公私問わず二人がこれからドライブに行くのは明白です。
「申し訳ないのですが、僕は運転の練習をしないと……」
「なら、これで(F40)ですればいいじゃない」


クロウディアのツヴァイが押し切られるのを見てアインは車から降ります。
「歩いて行くわ」
このシーンって何となくアインが煮え切らない態度のツヴァイに愛想尽かして自分で行っちゃう感じなんですよね。
二人だけの、柔らかい時間に割り込んでくる女、クロウディア。
アインにとっては常にパートナーのツヴァイを前触れも無しに取り上げていくクロウディアは嫌な存在なのかもしれませんね(等のアインはツヴァイをどう考えているかというと、ちょっと謎ですが(笑))
ツヴァイはクロウディアに慣れないじゃじゃ馬のF40のハンドルを預けられ、パシフィック=コースト=ハイウェイ(PCH)を走ります。※原作準拠
「どう、この車。気に入った?どこまでも行けそうな気がするでしょ。世界の覇者にでもなった気がしない?」
「まさか、振り回されるだけですよ。こんな……」
何となく、今の二人の関係みたいなやりとりです(笑)
クロウディアは無謀なイタズラをツヴァイにします。
運転に集中しているツヴァイの太ももを軽く掴んだのです。
「!?」


クロウディアからの思わぬセクハラに(笑)ツヴァイはハンドル操作を誤りF40は派手にスピンします。
しかし、ツヴァイは持ち前の反射神経で何とかガードレール寸前でF40を止めます。
「よく止めたわね。そう少しで全てが終わるところだったわ」
クロウディアさん、アンタのせいでしょうが!!って冷静なツッコミは置いておいて(笑)
「終わる。終わるものなんて何も無いですよ。僕が死んでも『人殺し』が少し減るくらいで……」
ツヴァイは今まで殺してきた人々を思い出していました。
最初に手をかけたウォレス、対抗マフィアの子供というだけで殺さざるを得なかったデューク。
他にも沢山、ツヴァイは、人を、殺してきました。
「ダメよ。きみは無駄に死んではダメ」
ってもう一回言うけどF40のハンドルを握っていたツヴァイを殺しかけたのはクロウディアの姉さんですぜ(笑)
「死に場所は私が決めてあげる。私の信頼を得た男には、その資格があるの。出して、走り続けるのよツヴァイ」
独善的なセリフですが、つまりクロウディアは『勝手に死ぬな』と言っているわけですね。
何かとツヴァイに目をかけ、励ましているているクロウディアですが、彼女はかつてツヴァイに自由なものの一つとして『スピード』を上げました。
しかし、彼女の生き方を見ると、私には生き急いでいるようにしか見えませんでした。
同じ頃、アインはサイス=マスターと合流し、作戦指示書の入ったCD-ROMを受け取っていました。
「予定外の任務だが、まぁパートタイムだとでも思えばいい」
「はい」
「クロウディアはツヴァイにご執心の様だが、寝取られる事など内容にな」
いえ、サイス=マスター彼はクロウディアにきっちり食われました、ってお下品な話は出ませんが(苦笑)この言葉はアインの琴線にかすかに触れます。
「例えそうなったとしても問題はありません。任務の遂行にツヴァイの存在は絶対ではありませんから」
「そうだな、元々ツヴァイとのコンビは偶然の産物でしかなかった」
「……」


この時アインはサイス=マスターに見えないところでこの一言に反応していました。
ツヴァイ。
もう一人の自分。
自分の手で作り上げてしまったもう一人の暗殺者の自分。
彼の暗殺者として駆け足に生きる姿に、自分を重ねてしまった。
彼を通して暗殺者ではない真の自分を見て、その苦痛に耐えられなくなるのではないかとの思い。
出会いは確かに偶然であった。
しかし、アインにとって今のツヴァイの存在はそんな言葉では片付けられない存在の重さがありました。
一方ツヴァイはF40を何とか走りこなし、クロウディアの指示でドライブインの駐車場に入りました。
「もう少し遊んでらっしゃい。1時間くらいしたら戻ってきて」
「どういう事ですか?」
「慣れておきなさい。こういうモノの扱い方に。飛ばしてらっしゃいツヴァイ」
車も女もね、ってセリフの続きが聞こえて来そうです(笑)
実はこのドライブインは目下の商談中の相手である梧桐組・若頭 梧桐大輔との会談の場所でもありました(脇に控えるのは舎弟の志賀 透)
「随分達者な車(F40)でお出ましだなぁ。いいのかい、こんなに堂々と会っちまって」
「ご心配なく。それなりに煙幕は張ってあります。だからこの場では遠慮無く話してもらって構いませんわ」
つまり、このドライブインと周辺はインフェルノ管理下にあるという事です。


無論、商談と言っても堅気な話ではありません。
商談の中身はコカイン500kg(時価総額2億ドル)の奪取。
武器と情報収集等の段取りはクロウディア、兵隊は梧桐組が手配をそれぞれ担当する。
梧桐大輔の片腕である志賀は疑問を呈します。
つまり、この話、美味すぎると。
この手の交渉に長けているクロウディアは明確に取引の正当性を語ります。
クロウディアは実態が各地のマフィアの寄り合い所帯であるインフェルノの中で、どの組織にも属さない代わりに中立を保っている。
それが故に実行部隊(Phantomも含まれる)を任されている。
しかし、組織に属さない立場は非常に不安定である。
梧桐組に後ろ盾になってもらう。そのために支度金がコカイン500kgであると。
「まぁいいさ。どのみちこっちの返答は決まってるんでなぁ。乗らせてもらうぜ。あんたの話」
契約成立でした。
しかし、この会談で取り交わした事がアインとツヴァイの後の運命を大きく変える事になるとは、このとき二人はまだ知りませんでした。
アインはツヴァイの車に乗れなかった代わりに、電車で隠れ家に戻っていました。
電車の中でやる事も無しに何気なく窓を見ていました。
『元々ツヴァイとのコンビは偶然の産物でしかなかった』
思い出されるサイス=マスターの言葉。
見つめていた窓越しに、アインはツヴァイとの出会いを思い出していました。


アインはスラム街に逃げ込んだ記者を追っていました。
彼はインフェルノの秘密の一端を掴んでいました。
アインの任務はもちろんインフェルノの秘密を握る記者の抹殺、証拠品の回収。
彼女はマスケラを被り、暗殺者の目で記者を追っていました。
その記者が観光客にディスクを渡しているところアインは見定めます。
「頼みたい事がある。これ(ディスク)を警察に渡してくれればそれでいい。頼んだぞ」
いきなり現れた記者にディスクを渡された哀れな観光客こそ、後のツヴァイでした。
ツヴァイにディスクを渡して走り去ろうとした記者は撃たれてその場に崩れます。
初めてツヴァイの前に現れるアイン。
アインはとどめに記者にもう2発撃ち込みます。
ツヴァイは慌ててその場から逃げます。
アインは冷静にその後を追いました。
廃墟となったビルの側にツヴァイの持っていたリュックが落ちていました。
アインの任務の一つがディスクの回収でしたから、アインはリュックを確かめようとします。
その時なんとツヴァイは向かいの廃ビル2階から銃を持っているアインに飛びかかります。
その際はあっさり避けられて足払いを食らってしまいます。
しかし、ツヴァイは奮戦します。
突き付けられた銃を払い、アインともつれた末に銃を蹴ってはじき、その隙に逃げます。
ナイフを用意したアインでしたが、ツヴァイの逃げた先を見定めて急がずその後を追いました。
素人の逃げるパターンは分かっていましたから。
しかし、ツヴァイは逃げ続けました。アインの黒い瞳に怯えながらも。
ツヴァイは飢えと闘いながら別の廃ビルに隠れていました。
「もういいだろ。お腹がすいた。もういったい何日だよ……帰りたい、日本」
力なく横たわるツヴァイ。
起きたとき、周りは静かでした。
「静かだ。今なら、ひょっとして……ダメだ。出て行ったらすぐに見つけられる。あいつに殺される」
ツヴァイは記憶を消されて覚えていませんが、最初のアインとツヴァイの出会いは、追う者と追われる者の関係だったのです。
ツヴァイは絶望の中また力なく横たわり、涙を流していました。
彼にはもうほとんど体力は残っていませんでした。
次に彼を起こしたのは銃を構える音でした。
そこにいたのはアイン。


ツヴァイは絶望的に状況でも生き延びようと這ってその場から逃げようとします。
アインは冷静にまずディスクを回収します。
その場に、なぜかサイス=マスターもいました(ナレーターの代わり?(笑))
「ここまでPhantomを手こずらせて、まだ生きているとは。大したものだ。恐怖や飢えさえ押し殺して彼はこの場所に留まり続ける事を選んだ。それが唯一生存できる手段だと判断し、本能によって衝動を抑え続けた」
ツヴァイは生きあがく様に出口のドアを目指して這い続けました。
そして、ドアを目の前にして気絶しました。
「面白い。面白い素材だ」
これは夢。
サイス=マスターが薬物による洗脳でかき消されたと思われていたツヴァイの記憶が、夢となって現れていたのです。
「ツヴァイ。ツヴァイ起きて」


ツヴァイは隠れ家のソファーで寝ているところをアインに起こされました。
「出かけるわ、用意して。任務よ。今夜決行。明るいうちに下見を済ませておくわ」
「……」
起きたばかりのツヴァイはまだ少々寝ぼけていたのか、うまくアインの言葉が飲み込めなかったようです。
意識下の夢の中で見た過去が彼をまだ捕らえていたのかもしれません。
下見の場所は列車の操車場。
「今夜22時。500kgのコカインがここに運び込まれる」
「インフェルノがそれを奪う」
「私たちの任務は襲撃犯のバックアップよ」
「信用できるヤツらなのか?その襲撃犯は」
任務前の調査というときにアインはついサイス=マスターの言葉を思い出してしまいます。
『クロウディアはツヴァイにご執心の様だが、寝取られる事など内容にな』
ざらっと、砂をかむ様な嫌な感触を覚えるアイン。


しかし、自分の中に浮かび上がってきた意図しないサイス=マスターの言葉と感情は任務には関係ない。
わずかに目を細めるだけで、
「聞いてないわ。何も」
「Phantomならではの任務というわけだ」
「戻りましょう。武器を揃えないと」
廃線となった線路伝いに戻っているとき、ツヴァイはアインの背中に自分を追っていたときの彼女のイメージをダブらせてしまいます。
「!?」


しかし、起きている彼はそれが何のイメージなのかは分かっていませんでした。
ツヴァイのひるんだ声にアインも何事かと振り返ります。
ツヴァイは自分を捕らえて放さない夢についてアインに問います。
「アイン、君は夢を見る事ってあるかい?」
「夢?」
「見た事のない景色を見たり、知らない人間と会ったり、そういう夢は、僕の、記憶、なのかな……」
「さぁ」


アインはさも興味がないとばかりに話を切り上げようとしますが、
「君には無いのか?そういうこと」
ツヴァイの問いに答えることなくアインは歩き始めます。
しかし、アインは以前と比べて少し変化していました。
無視してもいい他愛もないツヴァイの問いにアインは歩みを止めて、答えます。
「時々、色の夢を見る」
「色、だって?」
「そう、色。それと、風」




アインは自分の心の中だけにしまっていた心象風景を語り始めていました。
「青と白と緑色。それだけしかない。後は何もない場所」
アインの語る風景はツヴァイも共感していました。
「でも、眩しいくらいに明るくて、それで風が吹いてる。凄く強い風が」
アインは夢の中で繰り返していた様に強い風で舞う草をつかもうとします。
しかし、草は手の中をすり抜けて行きます。
「君の故郷なのかな?その景色」
「さぁ……でも、それが何。故郷を知ってどうするの」
アインは語気を強めます。
ツヴァイよりも先にこの地獄を味わい。
アイデンティティの欠片もない自分に望郷の念は何ほどのものか。
それは否の自分にとって苦痛を与えるだけのものでしかない。
「確かめに行きたいと思わないか?記憶に残ってる、その場所」
ここにアインとツヴァイの思いのズレが出てしまいます。
「そこに、私たちの居場所なんて無い」
一言の元に切り捨てるアインにツヴァイは返す言葉が見つかりません。
しかし、アインは見えないところで悩む苦しみます。
それはほんのささやかな形で手の仕草で現れます。


でも、それにツヴァイが気づくことはありませんでした。
「人殺しの居場所なんて、ここ以外、どこにもあるわけ無い。何もないのよ。夢は幻想。現実の邪魔になるだけ」
アインは現実に絶望し、その上で現実の中だけで生きている。
自分の中のささやかな思いは、生きていく事に不要なものと考える事で生き延びているのです。
アインはもうこれ以上言う事はないと戻る道を歩き始めていました。
しかし、ツヴァイの言葉はアインを少しずつ変化させているのもまた事実でした。
でも、ツヴァイからの影響は、アインを不安にさせるものでもあったのです。
その夜、あいにくの雨となってしまいました。
隠れ家にてアインは支援火器としてライフルの手入れを、ツヴァイは窓越しに雨の街をただ眺めていました。
そこに電話が入ります。電話の相手はリズィ。
クロウディアの伝言で今夜リズィの代わりにクロウディアの元に行くようにと指示が入ります。
急の配置換えでリズィは大きな取引の立ち会い、ツヴァイはその代わりとしてクロウディアの護衛をする。
ツヴァイはサイス=マスター指示の作戦があるという事を伝えますが、リズィはクロウディアがツヴァイの上司である事を理由に命令をねじ込みます。
ただでさえ雨の中の襲撃班のバックアップは難しい。そんな任務にアイン一人行かせるわけにはいかない。
困ったツヴァイに助け船を出してくれたのは他ならぬアイン自身でした。
「行きなさいツヴァイ」
「アイン……」
「マスターからの任務は私が一人で遂行するわ」
「あなたはミズ・マッキェネンの指示に従って」


「そんな、危険だ」
「大丈夫」
「一人きりだなんて……」
「それを決めるのは、私たちじゃないわ」
アインがかつて言った事が思い出されます。
『道具であること。装置であること。私たちは機能しさえすればいい』
そう、自分たちは判断できる立場ではない。
アインはそれを言っているんですね。
ツヴァイを待つクロウディアはマグワイヤと電話にて話をしていました。
「……はい、私が関与しないところで色々と動いているようです」
「サイス=マスターもバカではあるまい。故に先行して動こうとするのだろう」
マグワイヤはクロウディアの言葉を信じ、クロウディア管理下での行動をよしとし、分別を越えた段階でツヴァイごとまとめて処断する事となりました。
クロウディアはここでハッキリと今回の件、全ての黒幕として正体を出しました。


自分の指示で梧桐組とアインにコカイン500kg(実はインフェルノ所有物)を襲わせ、その責任をすべてサイス=マスターとアインになすりつける。
梧桐組を後ろ盾としてインフェルノでの立場を強固なものとし、同時に最大のライバルであるサイス=マスターとその『武器』とも言えるアインを同時に消し去る。
防御と同時に攻撃も行う腹黒い策士であるクロウディアの策略でした。
アインとツヴァイはトニー・ストーンの家族抹殺をのぞけばほとんどアインと共に作戦を遂行していました。
そして、どんな危険な任務でも二人で共に生きて帰ってきた。
偶然でも運でもない。不断の訓練と研ぎ澄まされた感覚の結果である。
しかし、この雨の夜の任務は何かが違っていた。
何かが回り始めている。
そんな思いでしょうか、二人はらしくない行動を取ります。
「アイン、気をつけて」
「あなたもね」


そんな気休めの言葉は何の役にも立たない。
しかし、二人はいつもの現実主義と違ってそんな言葉のやりとりをごく自然としていました。
次に二人が出会うとき、お互いの立場は全く違うものとなっていたのです。
いよいよ物語が大きく動き出しますね。
日増しに深まるクロウディアとサイス=マスターの確執。
距離が縮まると言うより、欠く事の出来ないパートナーとして互いの存在の重みを感じるアインとツヴァイ。
その関係が一気に清算する様に次回から物語が動き出します。
今回はその準備と言ってもいい話であり、私の好きな言い回しですが『終わりの始まり』としての回でしたね。
また水面下でアインが人知れず悶々と思い苦しんでいるのが細かな所作で示されている。
次回は原作ゲームで省かれていたコカイン襲撃、そしてアインが……皆まで言うと興ざめなので言いませんが、とにかく次回も楽しみですね。

