●スカイガールズ 第5話 「よろしく!ゼロ」 (ロングレビュー後編)
ソニックダイバー隊が翌日やってきたのはあのジェットコースター訓練をした遊園地でした。
「また乗るんですか・・・」(可憐ちゃん)
「ちょっと楽しみかも」(こらこら音羽ちゃん、訓練は遊びじゃないよ(笑))
でも、今回はジェットコースター訓練はありません。
「今日はこっちよ」(瑛花ちゃん)
別メニューの特訓が待っていました。


向かった先は遊園地併設のプール。
そこで行なう訓練とは、
「シンクロナイズドスイミング?」(音羽ちゃん)
大型プールを貸し切ってシンクロナイズドスイミングによる互いのコミュニケート能力に磨きをかける。
ソニックダイバーのデモフライトに通じる能力をここで磨こうというのです。




そんな訳で、合法的な理由で3人娘の水着シーンがお披露目された訳です(笑)
とはいえ、この新しい特訓メニューは瑛花ちゃんの読み通りソニックダイバーの実フライトにおいても効果を上げ、デモフライトの全メニューを無事にこなすまでに至ります。

しかし、デモフライトの全メニューをこなしたソニックダイバー隊に新たな課題が課せられます。
それは火器演習。
「火器演習って、どうしてそういう事を内緒に・・・」(瑛花ちゃん)
「別に内緒にしていた訳じゃない。話さなかっただけだ」


冬后さん、それ理由になってません(笑)
七恵ちゃんの説明によると海上の演習艦からクレー(標的。やっぱ六角形(笑))を射出。それを打ち落とすというものでした。
比較的簡単と思われた火器演習ですが、そこに大きな誤算が待っていました。
この理不尽な決定に可愛くもほほを膨らませて怒っていた音羽ちゃんですが、まさか自分がこの火器演習をメチャクチャに、ある意味想像を超えた実戦結果を招く事になるとは思っていませんでした。
さて、シミュレータ訓練メニューを火器演習に切り替えて最初の射撃では瑛花ちゃんはパーフェクト。可憐ちゃんも2枚し損じる概ね想定通りの結果となりました。
しかし、音羽ちゃんに至っては全数ロストという頭を抱えるしかない結果となってしまいます。
「なんで~~~?」
音羽ちゃんはちゃんと狙って打っていたのですが、なぜかクレーには一発も当たらなかったのです。




遼平はこの結果に念のため火器管制システムなどをチェックしますが特に問題は見あたりませんでした。
ふと見ると、訓練を終えた音羽ちゃんは放心状態でシミュレータ・ルームを出て行きました。
普段元気な音羽ちゃんを見ているだけに遼平は心配します(決して音羽ちゃんのおしりに見とれていた訳ではありません・・・よね?(笑))


格納庫の零神の整備に余念のない遼平は、実ところ音羽ちゃんを待っていました。
「今日は来そうにないなぁ、ご主人様・・・!」
あきらめかけてたところで音羽ちゃんが格納庫に現れます。
相棒の木刀を持って。
音羽ちゃんはそばの遼平を気にもかけずに日課となっている素振りを始めます。
もっとも、その素振りは気合いが入ったものではありませんでした。
「踏み込みが甘い!」
遼平の気合いの一声に音羽ちゃんはビックリして木刀を落としてしまいます。
「・・・いたんだ」
は?ホントに音羽ちゃんは遼平がいる事に気がついていなかったようです(苦笑)


「まぁ、おまえは機銃掃射っていうより木刀を振っている方が似合ってるよな」
遼平は笑いながら重要な事を口にします。
この事は零神と音羽ちゃんの記憶に残ります。
「そうやってヘコんでんのも似合ってねぇぜ」
遼平はそう言いながら木刀を拾い、なにげに音羽ちゃんに渡します。
彼は口幅ったいのですが、根は優しく音羽ちゃんの事も心配してくれているんですね。


遼平の優しい雰囲気に音羽ちゃんは本音を漏らします。
「あたし、遠くから撃つのって好きじゃないんだ」
それは音羽ちゃんが幼い頃から剣法を教え込んだ師範でもあるおじいちゃんの影響でした。
相手に致命傷を与えるためには相手の懐に入らなければならない。
肉を切らせて骨を断つ。
その教えを元に音羽ちゃんは師範でもあるおじいちゃんの元で剣法の腕を磨いていたんです。
それは音羽ちゃんの根底の考え方ともなっていたのです。
「だからって、あきらめる気?」
瑛花ちゃんがいました。
前半の逆で今度は瑛花ちゃんが音羽ちゃんを心配して来ていたんですね。
「世界の空を飛ぶんでしょ?」
「瑛花さん・・・」
瑛花ちゃんは遼平に向かって、
「付き合って」
「え!?オレと!」
遼平、大きな勘違い(笑)
「シミュレータ使うのよ。使用許可ならもらってきたから・・・」
瑛花ちゃんは遼平に強制的に協力させ、音羽ちゃんに改めて射撃の特訓をします。
そして、そのやりとりを格納庫の入り口で可憐ちゃんが見守っていました。
その敵には射撃教本など今の音羽ちゃんに役に立ちそうな本がありました。
「いらなかったかな」
その雰囲気を見て自分の持ってきた本を使う必要がない事を感じていました。
残りの日々を猛特訓に費やす音羽ちゃん。
瑛花ちゃんの指導に、可憐ちゃんの気配りが音羽ちゃんを支えます。
身が入らなかった素振りにも力が宿り、以前通りの力強い素振りに戻っていました。
そして、チームの仲間の協力もあり音羽ちゃんは短期間でクレー射撃全弾命中にこぎ着けました。


「何とか間に合いましたね」(七恵ちゃん)
「そうでなきゃ困る。お披露目は明日なんだぜ」
何ともぎりぎりなお話でした(苦笑)


いよいよデモフライト当日。
スカイダイバー隊の3人は気を引き締めて発進準備に取りかかっていました。
いつもの"ピリッ"っとっくるナノスキンジェルの最適化工程でも、
「気合いが入った!」
音羽ちゃんにとっては「ファイトいっぱぁ~つ」ってな感じのようです(・・・それ違う(笑))
3人はそのまま自機ソニックダイバーに乗り込み最後の発進シークエンスを行ないます。
・・・いつも思うんですが、端から見てるとこれってロケットの発射ですよね(笑)
管制室には軍のお偉いさん+冬后中佐&スタッフの皆さまがいました(ちなみにたくみくんは制服に着替えていました(厨房姿じゃね(笑)))
「じゃ、よろしくな」
ソニックダイバー隊の存亡をかけたデモフライトの開始の合図としてはなんともおだやかなお言葉です。
でも、当の冬后中佐の表情は険しく、ここに来ても彼女らにプレッシャーをかけたくないという気持ちが表れているようです(緋月少尉はソニックダイバー中心に物事を考えますが、冬后中佐はパイロットの彼女たちを大切にしてるんですね)
冬后中佐の合図の元、ソニックダイバー隊は発進します。
遼平や嵐子ちゃん・晴子ちゃんも自分の担当機を少し不安な面持ちで見守っていました。
「ソニックダイバー隊、デモフライトを開始してください」
「「「了解」」」
たくみくんのデモフライト開始要請にすぐさま答えるスカイダイバー・パイロット達。
もう、十二分に訓練を繰り返してきた彼女たちは自信を持ってデモフライトに挑みます。
バーチカル・キューピット、もっとも派手で危険なデモフライトを無事に彼女たちはこなします。
「うぉー、やったー、かっこいいーーー!!」(遼平)
普段から特訓を見守っていたメカニック達も本番での成功に沸き立ちます。


冬后中佐は言葉こそ発しませんでしたが、自分の部下の大きな成長に喜んでいました。
「ようやく形になりましたな」(お偉いさん・その1)
「これなら部隊の存続も問題ない」(お偉いさん・その2)
「ですが、軍備としての成果は・・・」(お偉いさん・その3)
後ろでごちゃごちゃ言ってる軍のお偉いさんの言葉に冬后中佐は「俗物ども」って感じのちょっと眉をひそめる表情になっていました(苦笑)
「引き続き火器演習に入ってください」(たくみくん)
最後の"軍備としての成果"を示す火器演習にデモフライトは移行します。
演習艦から次々に射出されるクレーを瑛花ちゃんと可憐ちゃんは難なくこなしていきます。


「うん!」
これには元戦闘機パイロットであった冬后中佐も強くうなずいて教え子達の成果の手応えを感じていました。
『頼むぞ、桜野』(「桜野」は音羽ちゃんの名字です)
この火器演習を苦手としていた音羽ちゃんが無事にこれをこなせば全てが無事に終わる。
ソニックダイバー隊の存続も問題なくなる。
しかし、ドラマはこのままでは終わりませんでした。
音羽ちゃん操る零神(零神)は射撃体勢に入ります。
そんな音羽ちゃんの邪魔にならないようにと瑛花ちゃんと可憐ちゃんのソニックダイバーは早めに基地に戻り、地上から音羽ちゃんを見守ります。


「がんばれよ・・・」
これまでの音羽ちゃんのがんばりをそばで見ていた遼平は普段なら心の中で言う言葉を思わず口にしていました。
瑛花ちゃんも可憐ちゃんも自分のソニックダイバーに乗り込んだままで音羽ちゃんの火器演習を見守っていました。
「零神、お願いします」
いよいよ音羽ちゃんの火器演習が始まります。
演習艦より射出されたクレーに零神の火器管制システムはロックオンします。
「いただきぃ!」
音羽ちゃんは火器演習の特訓のおかげでこのクレーを使った射撃は苦もなくこなせるものでした。


しかし、零神は音羽ちゃんの射撃指示に反応しませんでした。
システムエラーを示すビープ音のみが響きます。
「え?・・・」
これは地上からもわかりました。
「トラブルか?」(大戸班長)
「まさか!?」(遼平)
「零神、火器管制システムダウン!」(たくみくん)
このトラブルに管制室は騒然とします。
この状況に冬后中佐は表情をゆがめながら状況の推移を見守っていました(冬后中佐は見ることしかできない今の自分が歯がゆいんですね)
「どうしたの?零神、撃って!」
射出されたクレーは無情に重力の法則のままに放物線を描いて落下し始めていました。
このままでは全てが終わってします。
音羽ちゃんは心から願います
「お願い、零神!!」


この音羽ちゃんに呼応するように意外な場所で意外な反応が起こっていました。
海中で何かが活性化していたのです。
それに反応するように零神は自らライフルを捨て、音羽ちゃんに予備武装である接近専用兵器MVソードを使うように音羽ちゃんに促します(音羽ちゃんにはゴーグルへの表示という形で伝えられます)
「MVソード?」
零神の兵装パックが開き、MVソードの柄が現れます(註:柄(つか)とは刀の握る部分の事です)
「あなた、こんなもの積んでいたの?」
音羽ちゃんはただ驚くだけでした。
この零神の異常動作は管制室でもモニタ-されていました。
「零神、MVソードシステムが起動しています」(たくみくん)
「原因は?」(冬后中佐)
「わかりません」
また、零神自身もある意味暴走状態になっていました。


「零神、MOLP急激に上昇。過去最高値です!」
この事には冷静な緋月少尉も反応していました。
場面は切り替わり、海を手前にした夜景が広がっていました。
その海で何かが活性化していました(日本ではない?)
その瞬間、何かが零神から音羽ちゃんに伝わり、零神は自らMVソードを構えます。

この瞬間、音羽ちゃんと零神は一心同体となっていました。
零神の意図を音羽ちゃんは理解していました。
自分の自分らしい自分のやり方で活路を開けと。
「零神、行くよ!」
海面ギリギリでクレーを切り捨てていく零神・音羽ちゃん。
そして、次のクレーを促すように演習艦に向かって構えます。




「次のクレーの射出を続けさせろ」(冬后中佐)
「は、はい」(七恵ちゃん)
先の大戦で戦いの中で生きてきた冬后中佐は零神・音羽ちゃんを"継戦"可能と判断。
残りの全クレーを射出させます。
流れるようにシャープにクレーを切り捨てていく零神・音羽ちゃん。
その姿を地上で見守っていた瑛花ちゃんも可憐ちゃんも驚きを隠せませんでした。
自分たちの知らない音羽ちゃんを見ているようでした。
「すげぇ・・・」
遼平はこの光景に素直に驚いていました。
「感心してる場合か・・・」
大戸班長はにこづかれていましたが、結果オーライとはいえ、零神が正常動作していないのはメカニックにも責任があるわけで、大戸班長はその事を戒めているようでしたね。


管制室ではシステムエラーの騒然とした雰囲気から一転して想定以上の成果を上げる零神の動きに中の人々は驚きを持って見つめていました。
その中の一人、緋月少尉はいつになくぎらついた眼差しで零神の動きにほくそ笑んでいました。
そして、全ての人が見守る中、
「零神、オールクリア!」(七恵ちゃん)
波乱のデモフライトは全メニューを終了しました。


「なんの異常なしって・・・冗談だろ?こいつが勝手に・・・ありえねぇよな」(遼平)
遼平が驚くのも無理はありません。
しかし、遼平が整備できる範囲を超えたコアの部分での零神の反応だったのですから。
驚く遼平のそばで、音羽ちゃんは存外の結果にご満悦でした。
「こら、桜野」
冬后中佐が音羽ちゃんを呼んでいました。
先に瑛花ちゃんと可憐ちゃんもいました。
3人は上官に前に整列します。
ここで3人は重要な辞令を受けます。
3人は訓練生から正式かテストパイロットへ昇格となりました。


これに伴い、軍の階級も与えられました。
元が軍人であった瑛花ちゃんは上級曹長。
音羽ちゃんと可憐ちゃんは曹長の階級が与えられました(給料も上がるのかな?)
「かっこいいかも」
音羽ちゃんは初めて与えられた自分の階級の響きに無邪気に喜んでいましたが、冬后中佐はちょっと複雑な表情になっていました。
そして、3人は現在搭乗しているスカイダイバーの専任パイロットに決定しました(今までが正式な軍属ではなかったので専任パイロットではなかったんですね)
「あたしが・・・ゼロの・・・」
とっさに音羽ちゃんが口にしたのは「零神」ではなく、「ゼロ」でした。
「ゼロ?」
聞き慣れぬ呼び名に遼平は戸惑います。


「そう、この子の名前」
「名前なら零神って立派なのが・・・」
って遼平が言いますが、音羽ちゃんはもう聞いていませんでした(笑)
正式に自分のパートナーとなった零神、改めゼロに、
「一緒に世界の空を飛ぼうね。よろしく!ゼロ」
と、ゼロに元気よく声をかけていました。
音羽ちゃんはゼロと共に世界の空を駆けめぐる喜びでいっぱいでした。
しかし、
「そうですか。西ヨーロッパ基地が・・・」
緋月少尉は自分の執務室で西ヨーロッパ基地強襲の知らせを受けていました。
パソコンの画面に映るのは異形の物体。
音羽ちゃんのゼロと共に世界の空を飛ぶ夢は、既にこの時点で潰えていました。

<視聴後の雑感>
さ~て、またぞろ病気が出てきて更新が遅れて尚かつヱヴァの転んでる今日この頃の管理人ではございます(苦笑)
すでにスカイガールズは7話まで放送されていますが、のんびり更新していきます。
実は来週の月曜日はダメでしたが、火曜日に有休が取れたんです☆
これで周回遅れも取り戻せそうです(イェイ)


今週も派手な戦闘シーンがないのにいろんな要素がてんこ盛りでしたね。
チームとして結束の強まったスカイダイバー隊、って言うより瑛花ちゃんが人としてリーダーとして一回り成長しましたね(音羽ちゃんは相変わらずだけど(笑))
笑ったのが競泳用とはいえ一応3人娘の水着が出てきたのにモーションスリットの方がやっぱりエッチなんですよね(笑)


スカイダイバーの正式パイロットになったと思ったとたんに、またしても戦乱の気配が忍び寄ってきた。
しかし、音羽ちゃんの想いは置いといて、視聴者の皆さまはソニックダイバーの戦いを熱望しているわけで、音羽ちゃんここは視聴率のためにがんばりましょう(爆)


そういえば次回は(録画はしてるけど実はまだ見てません)OPに出ていた美少女新キャラが登場したり、3人娘の表情が豊かだったり・・・タイトルが『七恵の秘密』って事は、やっぱりアレですか!?
めっちゃ楽しみです☆



































そして、海岸に視線を移すと、そこになんとまぁ膝を抱えて座り込んで(体操座り)で落ち込んでいる瑛花ちゃんの姿がありました。パイロットとしてのプライドとその根拠たる実績を持っている瑛花ちゃんの落ち込んだ姿は何とも声をかけづらい雰囲気があります。































































































































































































































































































































































