●Phantom - Requiem for the Phantom - 第8話 「急変」 レビュー
このレビューはネタバレです。ご注意ください。
何かが動き出した。
物語とアインとツヴァイの関係がある意味安定してきたところで怒濤の急展開が待受けます。
しかし、ここに至るまでのそれぞれの確執、そして存在の重さはしっかり描かれているんですね。
Phantomのシリーズ構成の確かさを感じます。
不可思議な命令のダブルブッキングのため、アインはサイス=マスターの命令で支援任務に。
ツヴァイはリズィの代理でクロウディアの自宅警護に向かいます。
ツヴァイはクロウディアに向かって言います。
「護衛の任を解いてください。ミズ・マッキェネン。大事な用があるんです」
アインは一人で襲撃チームの支援をしている。あまりにも危険すぎる状況です。
焦る気持ちのままツヴァイは任務解除をクロウディアに願い出ますが、クロウディアは見透かした様に意外な事を言います(もっとも、この騒動の張本人だったルするのですが)
「それ以上に大事な用があると言ったら?」
そして、ある物を手にします。ツヴァイは驚愕します。
それは日本国発行のパスポート。
「そう、これは君のパスポート。本当の君が、過去が、ここにある」
しかし、パスポートを持つクロウディアの瞳は怪しげな色に光っていました。
同じ頃、アインは目的地に向かって車を走らせていました。
車の中でアインは隠れ家から出るときのツヴァイとのやりとりを思い出していました。
『アイン、気をつけて』
現実の中で命のやりとりをする二人に気休めはいらない。
でも、二人は互いの無事を祈る言葉を口にします。
それがさり気なく出来てしまった。
二人はそれぞれが思う以上に互いを重い存在と受け止めていると思います。
そして、自分たちが大きく運命を狂わされてしまう事を。
『知らなかった』
『分かるわけがない』
『これから起こる運命も』
『未来なんて…』
その運命は、二人にとっては過酷なものとなります。
クロウディアはツヴァイにとって決定的な精神的ダメージを与えるパスポートで彼をなぶります。
「見ていいのよ。過去を取り戻すのが怖い?」
「僕はこれまで、組織に命じられるまま人を殺してきた……」
自分を知れば罪の意識にさいなまれるかもしれない。
未知の恐怖感がツヴァイを包みます。
しかし、そんなツヴァイの動揺を見て取り、クロウディアは自分の側に引き込むべく言葉と抱擁で怪しく彼を誘います。
「だからこそ取り戻して欲しいの。本当の自分を。自らの意志で」
「意志……」
暗殺マシーンとして機械的に暗殺任務をこなしてきたツヴァイに「意志」と言う言葉は甘美なものに感じました。
アインは既に襲撃チームの支援準備を整えていました。
「距離249ヤード。南から断続的な強風」
後は襲撃チームの作戦開始を待つだけでした。
ツヴァイは恐る恐る自分のパスポートを受け取っていました。
「本当の自分に戻って、その上で受け入れるのよ。ツヴァイとしての自分を」
しかし、ツヴァイはここに来て怒りを感じます。
「勝手な事を、記憶を奪ったのはあなたたちだ。この手を血に染めさせたのもあなたたちだ。それを今度は……」
クロウディアはツヴァイに体を密着させ、語りながら怪しく指を這わせてツヴァイを「落とし」にかかります。
「変革よ。組織は近々生まれ変わるの。その時に、ツヴァイ、君が欲しい。でも、どんなに実力があろうと、ただ命令に従うだけのお人形さんはいらないわ。私が欲しいのは同志。信頼できる部下。自らの意志で私についてきてくれる者」
「過去を知ったら、僕は僕でいられる自信が……」
その指先一つで軽く人を殺せるツヴァイも、今はクロウディアに為す術もなくその心をいい様に揺さぶられていました。
一方待機しているアインはそのスコープから意外な人物を見つけます。
同じインフェルノに属しているリズィです。
彼女はインフェルノが仕切っているコカイン取引の立ち会いに来ていたのです。
つまり、アインと彼女が支援する襲撃チームはインフェルノを攻撃する事になるのです。


しかし、彼女の価値観は違っていました。
「任務は襲撃のバックアップ。今いる人たちがターゲット」
アインが作戦を確認した直後、襲撃チームが一斉にコカイン取引現場を襲撃します。
「積み荷が!」
リズィは急ぎ積み荷を守ろうとしますがそれをアインのスナイパーライフルが阻止します。
積み荷を乗せたトラックが奪われます。
そのトラックの運転席には梧桐組の若頭 梧桐 大輔とその舎弟の志賀が乗っていました。


「やったぜ!」
「まだ早いですよ兄貴」
「いいから飛ばせ!」
梧桐組に恩を売り、彼らを後ろ盾にインフェルノにおける自分の地位を向上。合わせて潜在的な敵であったサイス=マスターと、その「武器」であるアインの抹殺。
ツヴァイを状況的袋小路に追い込み自分の側に引き込む。
クロウディアの考えた筋書き通りに事は進んでいました。
アインは単身残り、襲撃チームの脱出を支援していました。
「私らを釘付けにするために、度胸あるじゃない」
リズィは身動きの取れない状況を打破すべくまずスナイパーから片付ける事にします。
そんなリズィ達とアインとの激しい戦いを演じているとき、ツヴァイは絶望的な精神状態に陥っていました。
パスポートを開く事に躊躇するツヴァイの目の前で、そのパスポートをクロウディアは開きます。
その中に安寧な表情の自分(写真)がいました。
その脇にある名前は『吾妻 玲二』でした。


「名前を口にして」
クロウディアの誘いのままにツヴァイは、
「吾妻玲二……」
サイス=マスターが薬物による洗脳で封印していたツヴァイの過去の記憶が巨大な本流となって彼の中に流れ込んできます。
そして、アインとの出会いも思い出します。
「そうだ、僕は、旅行先で、そして……」
アインに捕まり、暗殺者の教育を受け、そして人を殺した。
欠け落ちていた記憶が全て埋まり、吾妻玲二は残酷な形で自分を取り戻します(一応便宜上、意味的な事も含めて彼の事をツヴァイと書き続けます)
ツヴァイは平和な一般人、吾妻玲二として今までの業の深い罪を受け、感じ、力なくその場で跪きます。
「何人も、何人もこの手で……僕はただ、生きたくて、忘れたままでよかったのに……」
「言ったでしょ。ただの人形はいらないって。覚めるのよ、夢から。君は君に戻る。過去も罪も全てを受け入れ、そして向き合うのよ。自らの意志と……吾妻玲二」
サイス=マスターは薬物による洗脳で人を操りますが、クロウディアは人の心の弱い部分を突き、その心の隙間を狙って人を操ります。
二人ともろくな死に方をしない所行です。
リズィは遮蔽物として列車を盾にして距離を詰めていました。
そして彼女は初めて知ります。
自分の戦っている相手を、
「Phantom!?サイスの野郎!」


実はこの件に関して言えばサイス=マスターはクロウディアの罠にはまっていたわけですが、リズィ自身はサイス=マスターをかなり嫌ってましたから、この状況、リズィ視点でもかなりハマって見える状況だったんですね。
しかし、悲しいかな親友と思っていたクロウディアにリズィは裏切られていたわけなんですよね。
利害と裏切りが交錯する世界に真の友人はあり得ないのです。
クロウディアのツヴァイへの怪しげな誘いの言葉は続いていました。
「どうしろと、僕に……」
「私に付いてくるのよ、玲二。君自身の意志で。ここには君の力を必要としている者がいる。君の居場所はここにある。その手を更に血に染めて、重い罪を私と共有してくれるなら君に素晴らしい現実を与えると約束するわ」
ツヴァイは虚ろな目でクロウディアの甘いささやきを聞いていました。
「ただし、これは強制じゃない。君はもう一つの選択をすることも出来る」
「もう一つ……」


クロウディアはそれが出来ない事と知っておきながらあたかもツヴァイの自由選択を尊重する口ぶりで話します。
クロウディアは確信していました。
思い悩む事はあっても、かならずツヴァイは自分の手に落ちると。
その頃アインは作戦終了と判断。
撤収にかかりますが追っ手に阻まれ反撃しながら逃げていました。




「!……日本に、帰る」
「君が自らの意志でそう望むのなら特別に計らうわ。君は疑うかもしれないけれど、私は本気よ。本当に帰してあげる、故郷に。私が欲しいのは、あくまで意志を持った部下だから」
一方リズィはアインを倉庫内に追い詰めていました。
「サイスの命令だろうが『人形』もそこまでにしとけ。逃げられやしねぇぞ。よく考えろ。あの蛇野郎はどうせお前を捨て駒の様に使っているだけさ」
以前のアインなら、こんな言葉に惑わされる事はなかった。
ツヴァイと共に過ごす中で彼女の中にも揺らぎが生じていたのです。
それが彼女の反応を鈍らせる事にあります。
リズィも手練れのガンマンなのです。
アインはリズィの銃撃を受けてしまいます。
ツヴァイはクロウディアの屋敷を出て、あてもなく車を流していました。
考える時間が欲しかったのです。
自分の選ぶ道を。
「日本に……戻る」
『君にとっては大きな選択よ。時間をあげるわ。一人で考えて』
クロウディアから与えられた時間はツヴァイにとっては辛い苦悩の時間でした。
やがてツヴァイは街中で公衆電話を見つけます。
それに押し慣れた番号を押します。
自分の、自宅の番号です。
『はい、吾妻です』
母親でしょうか、女性が電話に出ました。
懐かしい声にツヴァイは激しく動揺します。
一言何か言えば状況は変わっていたかもしれない。
助けを求めればパスポートを持っている今、国家が自分を守ってくれる。
『もしもし?もしもし?……』
ツヴァイは最後までその声に応える事が出来ませんでした。
「戻れるわけが、ない……」
自分はあまりにも人を殺しすぎた。あまりにも罪が深すぎる。
平和な日本の、自分の家に帰れない。
自分は変わりすぎた。
その平和な世界に、馴染む事なで出来るはずがない。
ツヴァイはただ、涙するしかありませんでした。
「捜せ!」
アインはリズィからの一撃を受けていたものの、その場から逃げおおせていました。
ツヴァイは考えをまとめるために全ての始まりの場所に行きました。
自分が普通の人間から暗殺者に生まれ変わった場所。
あの廃工場でした。
寝泊まりしていた部屋に入ると、そこはおびただしい血が流れていました。
反射的に銃を構えるツヴァイ。


しかし、彼がそこで見たのは銃撃を受け、出血のために息も絶え絶えのアインでした。
「アイン、どうして?」
「私を殺しに来たの?」
「どういう事だ?」
疑問に疑問がぶつけられる。


アインはツヴァイの自分に向けられる戸惑いの表情を見て取ります。
ここまで来ても状況を冷静に分析できるアインは悟ります。
「何も知らないの?なら、早く組織に戻りなさい。あなた一人なら、まだ……」
アインはそこまで言って意識を失い、倒れます。
ツヴァイはアインをベッドに寝かせます。
アインは腰に一発受け、その弾丸はまだ体の中に残っていました。
苦しそうにあえぐアイン。
「アイン……」
その時、ツヴァイの携帯が鳴ります。
「僕です」
「急変よ。サイスが組織を裏切った。Phantomを使い、インフェルノの積み荷を襲撃して。サイスは早々に雲隠れしたわ。Phantomも同じく逃走。ただPhantomはリズィの銃弾を受けて。組織は今全力を挙げて二人を捜索中よ。どちらもまだ見つかってないわ」


この時初めてツヴァイは自分が最悪の状況に置かれている事を知ります。
リズィに撃ち込まれた弾丸に苦しむアインの側で。
「君にも裏切りの疑いが出てるけど、私ならどこにいたのかを証明できる。考えてる時間はなくなったわ。すぐに決断して。私の元へ来るか。それとも……」
ツヴァイに決断を迫るクロウディアの口元はゆがんだ形で笑みを作っていました。
「ただこれだけは言っておくわ。サイスとファントムは私たちの敵よ。『向こう側』に付くのなら、組織はあなたを……」
ツヴァイはまさに袋小路に追い込まれていました。
絶望的な状況でしたが、ツヴァイにとっては死にかけているアインを助ける事を最優先にしました。
「血が止まらない。弾が抜けていないんだ。どこか医者に、あぁダメだ。おそらくどこの病院も組織の手が……」
ツヴァイはかなりの人間を殺してきましたが、その本質は優しい少年です。
死にかけている自分の半身とも言うべきアインを、組織の論理だけで見捨てる事は出来なかったのです。
苦痛にあえぐアインを見てツヴァイは決断します。
「やるしかない」




ツヴァイはアインを中から苦しめている弾丸の自ら摘出するべく準備します。
ナイフをランプの火で熱します(消毒の意味)
麻酔無しの弾丸摘出。アインにとってかなりの苦痛を伴います。
ツヴァイのささやかな気遣いで苦痛を少しでも和らげるようにとアインの口にハンカチをくわえさせます。
知識としては知っていても、初めての弾丸摘出にツヴァイは緊張します。
銃創を切り広げ、その中に指をもぐり込ませる。
ツヴァイがアインの腰の中にもぐり込んだ弾丸を探すうちにアインは苦痛に耐えきれず悲鳴を上げます。


アインの悲鳴に心を痛めながらもツヴァイは処置を続けます。
事ここにいたってツヴァイ自身の躊躇する心がこの処置の最大の障害となります。
そして、処置はなんとか成功裡に終わります。
ミネラルウォーターを飲み、一息つくツヴァイ。
やっと苦痛から解放され、アインは静かに眠っていました。
「頑張ってくれ、アイン」
ツヴァイは出血に伴い、冷え切ったアインを毛布でくるみ、自分の人肌で暖めます。
ツヴァイのアインを助けようとするこの行為は恋愛感情から発したものではなく、彼女の死が自分の死と等価である感覚を彼は感じていたのです。
「死なないでくれ、アイン」
ツヴァイはアインの包囲網が狭まってきている事は承知していましたが、彼は処置直後では危険と考え、その場から動こうとはしませんでした。
事実、インフェルノは総力を挙げてPhantom=アインを探していました。
まだアインを見つけられない捜索チームの不首尾にリズィは苛立っていました。
そして現在目下行方不明扱いのツヴァイの裏切りの可能性を考えたリズィにクロウディアは事も無げに言います。
「その時はリズィ、あなたは彼を始末して」
クロウディアの価値観は二つしかありません。
『利用できるか出来ないか』
こんな生き方をしている人間は、まともな死に方を迎える事はないでしょう。
探索包囲網が縮められていると感じながらも、アインのためのその場から離れられないツヴァイは、彼女の冷たい肌を感じながら図らずも考える時間を得ていました。
ツヴァイは寝息を立てるアインに語りかけます。
「アイン、実はさアイン。今夜ミズ・マッキェネンにパスポートを渡されたんだ。僕のパスポート。それで何もかも思い出した。生まれ故郷の事。家族の事。僕には帰る場所があったんだ。名前も思い出したよ。僕の名前は玲二、『吾妻 玲二』ツヴァイなんて味気ない名前より随分マシだろ?でも何でだろ……あんまり嬉しくないんだ」
何も知らず平和に暮らしていた頃から隔絶してしまった今の自分。
「もぅ、あの頃の僕じゃない。あそこに帰っちゃいけない人間なんだ」
そして、ツヴァイは現実の、今これからの事に考えは進みます。
「組織に戻るしかないのか。アイン、僕と組織に……」
アインを連れて組織に戻る事を考えるツヴァイでしたが、先の電話でクロウディアは明確にアインをサイス=マスターとつながった敵と見なし、それに組みすればツヴァイさえも殺す対象になると明確に答えていました。
「ダメだ。アインは……」
組織に戻ればアインは確実に殺される。
「なら、アインを残して……僕だけ戻る」
追い詰められた者の心理です。
アインを残してでも生き延びたいというツヴァイの心に隙間に入ってくるものがありました。
それはこれまでのアインと過ごした思い出と言ってもいい記憶。
生き延びる術を徹底的にたたき込んでくれたアイン。
そして、偽りでもショッピングモールで見せたあの女の子らしさと眩しい笑顔。






共に暮らしているうちに少しずつ変わってきた彼女。
彼女の内側に触れたかもしれない故郷の記憶と思われるアインの夢。
「アイン、気をつけて」
「あなたもね」
そして、二人の運命が大きく変わってしまった今夜の別れ際、気休めの言葉が出るくらいに変化していた二人の距離。
「僕たちは名前もなく、『数字』だけを与えられて、ただコマの様に使われ、捨てられて……冗談じゃない、冗談じゃない。こんな意味のない生き方なんて……」
自分の強いられている不条理な生き方にむなしさを感じているとき、ふとツヴァイの手を触れるものがありました。
まだ、意識がもうろうとしているアインの手でした。
「!……」
アインの目はまだ焦点を結んでおらず、無意識の反応でした。
まだ、体の内側から来る苦痛にアインは耐えている様でした。
「アイン?」


ツヴァイにとって確かな事は今抱きしめているアインは生きている。そして、彼女を助けられるのは自分しかいないという事。
「アイン、今君を守れるのは僕だけだ。見捨てない。絶対君を組織に渡したりしない。逃げよう、二人で。この街から、インフェルノから」
ツヴァイは少し休んだ後、アインを着替えさせ、彼女を車に乗せました。
痛みの影響かアインは少し苦悶の表情となっていました。
しかし、彼女は生きている。
そして、助けなければならない。
絶望的な状況でツヴァイを強くしているのは無力な存在となったアインだったのです。
「行こう、アイン。一緒に」
ツヴァイは一直線に延びた道路を走ります。
絶望的な状況での、逃避行でした。
急転直下の展開でしたね。
ツヴァイの想い、そして決断。
しっかりと描かれています。
今まで時間をかけてアインと過ごした時間を、そしてそれぞれの心理も丁寧に描き、ここに至るまでの展開を一切のぶれなく描いている。
所詮人間は感情の動物で、ツヴァイがアインを抱きしめながら考えを巡らせていて、彼女の肌から伝わるわずかな温もりがツヴァイの感情を揺り動かします。
そして、何より自分をこんな不条理な状況に追い込んだ事への恨みもあります。
生き延びるための打算より、感情が勝った事を、このPhantomでは丁寧に描いてくれた。
これは嬉しいですね。
しかし、アインはまだアインですし、ツヴァイはままならない運命に翻弄されます。
Phantomはまだ、私たちを楽しませてくれますね。
























































































そして同じ頃、トニー・ストーンは怒りの眼差しのまま殺された妻エバと一人息子デュークの葬儀に出ていました。








































































































































Movable Type のVer.3ぐらいでA-MIXの形も出来上がり、ケータイキットも使って携帯ブログへの連携も完成し、その形で運用していました。
そこでふと思い立ったのが、