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2007年2月18日

●前言撤回ついやっちゃいました「秒速5センチメートル」

二人は本好きだったんです

前のエントリー記事でYAHOO!さんにて「秒速5センチメートル」の第1話「桜花抄」が先行無料配信されるのを「私は見ない!」 って宣言して、その舌の根が乾かないうちに・・・・・見ちゃいました(爆)

普段私はポータルサイトとしてYAHOO!さんを利用させてもらっているのですが、「秒速5センチメートル」 の公式サイトはYAHOO!さんところで運営されてますから、ランダムにそのバナー広告が表示されちゃうんですね。

「先行無料配信は見ないけど、最新情報は見たいよね・・・」
って言い訳しつつ、実はその後の展開を予想しつつ公式サイトに入ったら・・・気がついたら第1話「桜花抄」を見ていました。
途中の記憶が曖昧でまるでギアスをかけられたかのごとく途中の過程を端折って私は第1話「桜花抄」 を見てしまいました(一部言い訳的脚色あり(笑)

久しぶりに見る新海誠監督の新作は、思っていたとおりで、尚かつ更に研ぎ澄まされた世界を見せてくれました。
ストーリーは非常にシンプルですが、文芸作品と同じような行間を読ませるような深い味わいと、 見ている人の感情の琴線に触れるように表現される登場人物の感情の機微。
そして、新海作品真骨頂のリアルで美しい映像の数々。
相変わらず良いリズムを紡ぎ出す天門さんの手がける音楽。
ラスト、見た人にそっと手を添えるように優しく流れて出す山崎まさよしさんの歌う主題歌「One more time, One more chance」
全てが珠玉の輝きを持っていました。
2話、3話への期待が膨らみます。
早く、3月が来て欲しい・・・。

あ、この機会に無ジャンルとしてカテゴリー「よもやま話(雑談です)」に書いていた「秒速5センチメートル」のエントリー記事は、 全て独立トップカテゴリーとしてカテゴリー「秒速5センチメートル」に移動いたしました。
ここまで記事が増えるとやっぱりカテゴリーとして独立させた方が見やすいですからね。

波に想いをぶつけるのか・・・

P.S.
YAHOO!さんにて「秒速5センチメートル」の第2話”コスモナウト”の検索結果で、このA-MIXのエントリー記事「被写界深度の味 「秒速5センチメートル」」が4番目に入りました。
これは1位と2位は公式サイトで、3位はコスモナウトの舞台となる鹿児島県立中種子高等学校の生徒さん作成のサイト、 そしてその4番目にA-MIXがもぐり込めたのですからうれしさルンルン♪マンモスラッキー☆って気分です(あ、 これ世代踏み絵ネタだ(爆))

2007年2月11日

●そういえば第2話の舞台は・・・「秒速5センチメートル」

よく見るとナンバープレートに「中種子町」の文字が・・・

ちょっと前のエントリー記事で3月3日に「秒速5センチメートル」が公開される話を書きましたが、この作品の第2話 「コスモナウト」の舞台となる高校って実在する高校だったんですね。

貴樹くんを待ち伏せする花苗ちゃん(・・・なのかな?)

その高校の名前は「鹿児島県立中種子高等学校」 です(以後、中種子高校と表記します)
ちなみに「このホームページは、中種子高校の生徒が実習の時間を利用して作成したものです」とのことです。
私は最初このホームページの存在を知らず、「秒速5センチメートル」 の情報をネットで集めている途中でたまたまここのこのホームページを見つけたんです。

なんでこんなに普通の風景がきれいに見えるんだろう・・・

新海誠監督のことだから舞台となる中種子高校とその周辺地域で徹底的にリサーチされたんでしょうね。
新海誠監督ってカメラをもって撮影取材をするとき珍しいものや変わったものはあまり見ないで何気ない日常の中に埋没してしまいそうな風景や(その一部)をよく撮影されるそうですね(NHKのBSアニメ夜話 「ほしのこえ」でDoGA代表のかまたゆたかさんがおっしゃってましたね)

ありふれた日常の中から輝きを見出し、人の心の機微を美しく表現してくれる新海誠監督、今回はどんなお話を見せてくれるのでしょうね。

楽しいお昼休みってところかな?

2007年2月 7日

●いよいよ公開間近「秒速5センチメートル」

やっと・・・逢える

私が敬愛する新海誠監督の新作「秒速5センチメートル」の公開日が決定しました。
来月の3月3日、そう「ひな祭りの日」です。
幸い今年の「ひな祭りの日」は土曜日ですので公開初日に見に行けそうです(まぁ、 一人で見に行くことになりそうだけど(苦笑))

ずっと、待って待って待ちわびていた「秒速5センチメートル」が見れる。
それも後一月も待たずして見れる。
なんだかホント夢みたい。
でも、現実に見れるんですね。
本当に嬉しい。
期待しすぎるのはよくないことと思いつつもつい思いが募ってしまいます。
早く見たいなぁ。

あ、そうそうYAHOO!さんところの「秒速5センチメートル」公式サイトでビックリどっきり(メカ発進!、 じゃないっス(笑))なお話がありました。
なんと映画公開に先立ち、YAHOO!さんにて「秒速5センチメートル」の第1話「桜花抄」が先行無料配信されるそうです。
ちなみにその配信期間は2月16日正午 ~ 2月19日正午の間です。

でも!私は見ない!!
全ては劇場で見ます。
いや、見なければならない。
新海誠ファンとして劇場用作品としてデザインされた「秒速5センチメートル」は劇場に足を運んで全てを見ます。
それまでは・・・マジでキツいけど、我慢します。
・・・でも我慢出来る!
公開まで後1ヶ月を切っているのですから。

逸る気持ちを抑えつつ、3月3日まで待ちます。

2006年11月23日

●人生のOne more time, One more chance 『秒速5センチメートル』

あの人と、逢える

新海誠監督の新作『秒速5センチメートル』の新しい予告編が今月11月20日から公開されていますね。
今回は主題歌付き。
その主題歌はなんと山崎まさよしさんの『One more time, One more chance』だったんです。
この選曲、やっぱり新海誠監督は一貫した、そして確固とした作品メージを持っていますね。

劇場公開を待つ時間の分、つい期待が膨らんでしまいます。

とりあえず新作予告編がアップされたという情報を聞きつけ、YAHOO!の『秒速5センチメートル』 公式サイトから予告編をダウンロード。
その際、脇目で山崎まさよしさんが主題歌を担当されているという記述を見て、
「ふ~ん、そうなの」
って感じで気にもとめずいそいそと予告編を視聴開始。
・・・出だしの優しさと柔らかさは相変わらずです。
じわぁ~と涙ぐんじゃいそうになる素晴らしい映像と天門さんの音楽。
くるくる回りたくなるくらいに楽しい時間だよ  時間が経ち、大人への道を歩み始めた明里ちゃん
・・・っとふと以前見た予告編とちょっと違う違和感を今回の予告編に感じ始めました。
バックに流れる曲のリズム、
「あ、あれ?この曲どこかで・・・」
そう思ったときに山崎まさよしさんの『One more time, One more chance』 が小刻みなカットバックと合わせて流れ始めます。
鳥肌が立ちました。
気がつくと彼女のことを想ってる・・・  気がつくと彼のことを考えてた・・・
曲調といい歌詞といい、そしてそれらから紡ぎ出されるイメージ。
まさにどんぴしゃの『秒速5センチメートル』に合った主題歌です。
登場人物3人の織りなすリアルな心のドラマに『One more time, One more chance』きれいに合っていて、 映像とこの主題歌から紡ぎ出されるイメージに胸がいっぱいになり、切なくなります。
何回となくこの予告編を見てしまいました。
なまじ新作の曲を使わずに自分の耳で聞き、 自分で感じて既出の曲であることも一切関係なく作品のテーマにマッチした曲を選択した新海誠監督は本当に凄いと思います。
花苗ちゃんが向かっているのは波だけじゃなかった・・・  一人で想うのは切ないな
話は変わりますが、作家性って、実のところ作品を変えて、手法を変えても語るものは常に同じなんですね。
新海誠監督が出世作『ほしのこえ』またはさかのぼって『彼女と彼女の猫』以来言い続けているのは、
「ぼくは(わたしは) ここいにるよ」
この一言と思います。
※このセリフは『ほしのこえ』の劇中のセリフでもあります。

どんなに離れていても、想いが届かなくても、あなたを想う気持ちを持ったぼくは(わたしは)ここにいる。

そんな想い悩む人の姿は普遍的に美しいと思います(当人にとっては胸の奥が痛くなる辛い体験ではありますが・・・)
新海誠監督の作家性で描く事って人が自然と受け入れてしまう人のきれいな優しい想いなんですよね。
それは新海誠監督が見たいものであるし、わたし達も見たいんですよね。

幻想的なシーン。二人の心象風景かな?

私の心の中で過剰なまでに期待が膨らんでしまう『秒速5センチメートル』
その気持ちを抑えながら、公開予定の来春を待ちたいと思います。

この作品は一人で見に行くのはもったいない作品ですね。
だれかを・・・連れて行かなきゃ。

2006年9月30日

●被写界深度の味「秒速5センチメートル」

報われない想いに身を焦がす花苗ちゃん

新海誠監督の新作「秒速5センチメートル」の公式サイト(PC用サイトです)が更新されてましたね。
フォトギャラリーに第2話「コスモナウト」の名場面画像が公開されていました。
この第2話では主人公の貴樹くんに想いを寄せる花苗ちゃんの視点で描かれるんですね。
ストーリーこそ紹介されていませんが、新たに加わった「コスモナウト」の名場面画像を見ると、 花苗ちゃんのままならない状況と切ない想いが見えてきますね。

彼がいる場所にくると、胸の奥が、すこし、苦しくなる。

花苗ちゃんはサーフィン部? 「コスモナウト」の名場面画像に添えられていたこの言葉が切なく迫ります。
貴樹くんは明里ちゃんを追い求めてとうとう電車に乗って遠出までして会いに行きます。
なんで人は人を好きになっちゃうんだろ・・・ しかし、そんな明里ちゃんを想う貴樹くんに想いを寄せる花苗ちゃん。 彼の視線の先に自分が居ないことを知りつつ彼を想うことを止められない。
人が人を想う、それこそ思うに任せないものですね。

さて、改めて1話分も含めて「秒速5センチメートル」のフォトギャラリーを見てみると、新海誠監督は今作では”被写界深度” にこだわってるようですね。
(筆者註:”被写界深度”とはカメラで被写体にピントを合わせたときに、 被写体前後の範囲の中でピントが合っている幅のことです)
何にほほを染めてるの? 見ていただけるとわかりますが手前の人物にレンズのピント(焦点)を合わせるとバックの背景や人物がぼけて見えますよね。
普通アニメではセルにしろデジタルにしろ同一平面上に素材を乗っけてますから実景撮影のように奥行きは発生しません。
だから”アニメ的演出”には奥行きはなかなか出せませんし、またその特性上奥行きはなかなか出しにくい。
もちろん意図的に前景や後景をぼかすことによって「奥行きの雰囲気」を演出することは可能ですが、 前後の人物にピントを合わせるだけの簡単な再現になっているのが現状なんですね。

ちなみに”世界の宮崎監督”や高畑監督の凄いところはアニメの中の演出空間に撮影カメラを据えてその仮想撮影カメラを”動かして” そのカメラの動きを一種シミュレーションして映像作りをしてるんですね。
だからあのお二方の演出は「平面演出」ではなくて「立体演出」なんですね。
一般の方々でも実は宮崎アニメと他のアニメとの違いは理屈はわからなくても感覚的にこういうところの差異で感じてるんですよね。

さりげに凄いカット んで、新海誠監督の「秒速5センチメートル」 ではなんと背景の途中から被写界深度を外れ背景がぼやけ始めています。
被写界深度を”浅く”したり”深く”したりするのは画面中の登場人物をより明確に浮き上がらせるテクニックでありますが、 新海誠監督の絵作りでは更に「リアルの中にある日常の美しさ」 を際だたせるために意図的にご自身の撮影カメラの被写界深度を調整されていますね。

ありふれた日々が大切な思い出に変わってゆく 個人的な印象ですが、こういう”演出の入った背景”を見ると「アニメだ」 っと思って見ていた自分としては一種緊張したものをその映像の中に感じるんですね。
まるで俳優に撮影カメラを向けて緊張した面持ちで監督以下スタッフが見つめているように感じるんですね。
新海誠監督は優しさのにじみ出る本当に美しい映像を作られますが、そこには一切の妥協を許さない厳しさがあります。
そこに新海誠監督の映像に対する真摯な姿勢を、強く感じるんですよね。

そういえば新海誠監督ご自身のサイト「Other voices -遠い声-」 (PC用サイトですよ)も更新されてまして、その近況の中で作業用のメインマシンのG5 Macがクラッシュしてしまったとのことでした(うわぁ)
作業データはバックアップしていたものの、昔のメールといった個人的なデータを失ってしまったとのこと。
実は私は「ほしのこえ」 制作中の頃、ファンレターを出して新海誠監督からしっかりお返事をいただいていたんですね。
丁寧なお返事メールに新海誠監督のお人柄が見えて嬉しかったのを覚えています。
それも消えちゃったかと思うとちょっと残念ですが、大切な新作映画のデータが無事だったのは不幸中の幸いだったかな、って思いますね。
それに新海誠監督のお返事メールは大事にとっておいてありますからね☆

2006年7月13日

●新海誠監督の新作、やっと…

5cm-top1

さる7月10日に新海誠監督の新作『秒速5センチメートル』の発表がありました。
前作の『雲のむこう、約束の場所』 と違い今回は3本の連作短編アニメーションですね。

計算され尽くしたタイトル

最初、
「秒速5センチメートル?」
具体的な数値の出るタイトルに疑問符が「???」ぐらいになる感じだったのですが、早速予告をダウンロードして見た結果、 その疑問が氷解しました。
いや、むしろそのタイトルの意味と優しさと切なさを感じましたね。
僕は君を追いかける明里ちゃんの横顔桜の花びらが・・・
お話としては遠野貴樹くんと篠原明里ちゃん、この二人を中心に描いて行くみたいですね。
別れと再会ってところかな?
今回はSF要素は一切廃し、日常描写を重ねていくようですね(もう「新海節」炸裂ですね)
ダウンロードした予告を見ると、新海誠監督らしい珠玉の映像と優しい音楽で紡いでいくように予告は流れていきました。
タイトルの『秒速5センチメートル』は桜の花びらの落ちるスピードのようですね。
何を話してるの?仲の良さをクラスメートにからかわれ・・・逃げる二人(そんな仲の良さだからからかわれるんだよ(笑))
 

知ってる?

桜の花の落ちるスピード


どれほどの速さで生きれば、

君にまた会えるのか。


僕は行く・・・君に逢うためにそれが僕の願いだ
散りばめられた言葉に切なさがつのります。
相変わらず泣きたくなるくらいにすばらしい映像。
見慣れた日常も新海誠監督が切り出すとどうしてこんなに美しい映像になるのか。
そして、優しくて切ない音楽がやわらかく映像を包みます(今回も天門さん?)

もうホント、予告を見た瞬間に、
(カチリ)
と何かスイッチが入ってしまったようです(かなり近い意味で「何かがプッツン」と言うのもあります(って意味ちゃうやろ! (笑)))

新海誠監督の作品は全てDVDで持ってます!
『雲のむこう、約束の場所』は劇場まで見に行きましたし、出世作となった『ほしのこえ』 の予告編はもう何回見たか記憶に残らないほどです(重症・・・(笑))
ちなみにNHKみんなのうたで放送された『笑顔』 も持ってたりします(笑)※これもごっつぅええんです(いや、マジでホント)

二人は、再会できるのかな?

公開は2007年早春とか、またじれったい思いをすることになりそうです(笑) 

来年の春の公開ですかぁ・・・辛いなぁ。