●吉永さん家のガーゴイル 第6話 「もう君の歌は聞こえない」
和己くんやガーくんの心配を余所にハナ子ちゃんとの交流を深めていく双葉ちゃん。
純粋に友だちだから、会いたいから、歌を聴きたいから・・・。
でも、その先には悲劇的な色しか見えてこないんですよね。
朝早く出かけて双葉ちゃんはハナ子ちゃんのところに行きます。
ハナ子ちゃんの歌に聴き入る双葉ちゃん。
ハナ子ちゃんも聞いてくれる人がいて嬉しそう。
和己くんにもハナ子ちゃんの歌を聞かせたい、ってことで和己くんをハナ子ちゃんに紹介する事に。



って話が盛り上がっているところに空気をぶち壊すようにガーくんが現れます(笑)
ちなみにガーくんの解説ではハナ子ちゃんは本名「鍾馗水仙」っていうお花だそうですね※鍾馗水仙は多年草です。
ハナ子ちゃん、ガーくんにビビってます(そりゃね(笑))
さて、その日の夕方、兎轉舎では刑事の取り調べよろしくイヨさんの
「イーハトーブ式交信装置」の効果を双葉ちゃんに聞いていました。
オシリスの話になって、
「姉ちゃんに似てたかな?」
って言ったもんだからイヨさん、
「あたしがそんな奇っ怪な生物と一緒ですってぇ?!」
イヨさん、小学生相手に青竜刀を持ち出すのは大人げないというか、アブナいです(笑)
しかし「吉永さん家の凶暴な方」(笑)双葉ちゃんも負けていません。青竜刀ははねのけて、
「姉ちゃんみたいにグラマーだって言ってんだよ!」
二人の凶悪な雰囲気に和己くんは冷や汗ものです(笑)
ハナ子ちゃんの話になって双葉ちゃんは嬉しいもんだから急に明るくなってしゃべりまくります。しかし、
イヨさんは聞くまでもないと話を途中で切ってしまいます。
イヨさん、双葉ちゃんの雰囲気で見てとっちゃったんですね。気持ちが植物に傾いてしまっている事を。
そして、「イーハトーブ式交信装置」を使わないようにと双葉ちゃんに言います。
むろん納得できない双葉ちゃん。
ここでイヨさんはちょっとキツい事をするんですね。
リンゴを真っ二つに切るからヘルメットを身に付けて見ているようにと。
「直視できる?」



ここで双葉ちゃんはリンゴを「助ける」んですね。
前回、冒頭でリンゴをしゃりしゃり食べていたのと大違い。
植物の気持ちがわかれば食べる事も利用する事もできない。
イヨさんはそこを心配してるんですね。
その夜、ヒッシャムはオシリスを強化しようとして山に自生している植物に目を付けていました。
それが、ハナ子ちゃんでした。
翌日夕方、ハナ子ちゃんにどうしても会いたい。会って話がしたい。和己くんも紹介したい。
そんな思いに駆られて学校帰りの和己くんを引き連れて双葉ちゃんは兎轉舎のイヨさんの元に向かいます。
「頼む!」
「断る!」
はい、ハモらないコーラスってヤツですね(笑)
貸して欲しいと願う双葉ちゃんと、欠陥品は出せないと渋るイヨさんはどんどんヒートアップして最後には「双葉ちゃんのドロップキック vs
イヨさんの青竜刀」になります。
しかし、生身の双葉ちゃんに青竜刀はやっぱりマズイですよね?イヨさん(笑)



結 局その場でもっとも冷静なガーくんが仲裁する事になります(苦笑)
最近、双葉ちゃんに甘々になっちゃってるガーくん。「イーハトーブ式交信装置」を貸してくれるようにイヨさんにお願いをしちゃいます。
双葉ちゃんとハナ子ちゃんの友情が壊れるのを見過ごす事ができないからと。
そして、妹思いの和己くんもお願いします(この結果、彼は辛い思いをする事になるんですけどね)
みんなの熱意にほだされてイヨさん、1日だけヘルメットを貸してくれる事になりました。
「まぁ、原因作ったのは私だからね。これでおあいこよ」
ヘルメットが使えるのは今日1日だけ。
双葉ちゃんは急いでハナ子ちゃんのところに和己くんを連れて向かいます。
しかし、ハナ子ちゃんはどこかに持ち去られた後でした。
ハナ子ちゃんの行方を捜すためにまわりの草木に聞こうとヘルメットのスイッチを入れた瞬間、
聞こえてきたのはオシリスのタカビーな笑い声でした。

しかも独自の進化を果たし、人型になっちゃってました(人型への移行が、
果たして進化といえるかどうかはまた別の問題ですが)
オシリスによれば自分の進化のためにハナ子を手に入れたとか。
オシリスからの攻撃を合図にガーくんとの戦闘が始まります。
激しい戦闘でガーくんはオシリスの体の半分を焼き切りますが、
オシリスは本体と同じものを別の場所に再生します。ハナ子ちゃんを取り込んだとはいえ、ちょっと再生能力ありすぎです。
ガーくん、足下から急に生えてきた触手に絡め取られてしまいます。
オシリスの手がガーくんの中に食い込み、内側から溶かそうとします。
やられてても冷静なガーくん。冷静に戦況の分析なんかをやってます(笑)
やられているガーくんを見かねて双葉ちゃんはオシリスに攻撃をやめるように言います。
しかし、タカビーな女王様系のオシリスは人に指図されるのはお嫌いのようで、攻撃の矛先を双葉ちゃんに向けます。
でも、攻撃は出されませんでした。
オシリスの中にいるハナ子ちゃんが攻撃を止めたんですね。

その隙に触手からの脱出に成功するガーくんは、
一気にオシリスを仕留めようとしますが双葉ちゃんがかばいます。
しかし、人にかばわれるのがお嫌いなのかオシリスは双葉ちゃんをはじき飛ばしてしまいます(しかし、
これはあんまりといえばあんまりですよね)
これには元々いい人であるヒッシャムがオシリスに注意します。
んが、
その教育的指導の中で最重要の秘密であるヒッシャムの笛がオシリスの再生のいわばスイッチである事をペラペラしゃべっちゃいます(苦笑)
和己くんとヒッシャムとで笛の取り合いになりますが、ガーくんの熱線攻撃であっさり燃やされてしまいます。
戦いの最後の仕上げとしてガーくんはオシリスを根ごと燃やそうとします。
しかし、オシリスの中にはハナ子ちゃんがいる。
悩んでいる内にオシリスに変化がありました。
「助けて・・・」
ハナ子ちゃんの声が聞こえたかと思ったら周りの草花が急に枯れ始めました。
オシリスが生存本能を暴走させて周りの草木から養分を吸収しているんですね。
ヘルメットを身に付けた双葉ちゃんにだけ聞こえてくる草花たちの悲鳴。
和己くんは双葉ちゃんのヘルメットを外します。
「気持ち悪い。沢山の悲鳴が聞こえてきて・・・」
あまりにも植物の気持ちを知ってしまった双葉ちゃん(その後野菜とか食べられるかどうか心配です(ホント))
周りの草花の養分を吸い取り、ヒッシャムに頼らず自力で再生を果たしたオシリス。
無限の再生能力を持つオシリスはとうとう周りの森の木々からも養分を吸い取り始め、周り一体が死の森と化していきます。
ヒッシャムの手から離れて暴走状態を止められないオシリス。
オシリスは攻撃を仕掛けてきます。双葉ちゃんに止められて攻撃ができず、
防戦一方となります。
しかし、ガーくんのバリアーにほころびが生じ、和己くんの肩にオシリスから発せられた光線がかすめ、和己くんは怪我をしてしまいます。
ここに至り、ガーくんは双葉ちゃんに語りかけます。
「聞け、双葉。あれはハナ子ではない」
仲間を喰い、和己くんも傷つけた。もやはハナ子ちゃんではない。
「あんなヤツ、ハナ子じゃねぇ。ガーゴイル、やっちまえ!」
双葉ちゃんは泣きながらガーくんに命令しました。
ガーくん、主の命によりリミッタ解除。本腰でオシリスに攻撃を仕掛けます。
オシリスは反撃するまもなくガーくんに瞬殺されました。
しかし、その場を逃げるヒッシャムの手にはオシリスの触手がありました。
ヒッシャムは無人の小屋に逃げていました。
そこで小さな植木鉢にオシリスの触手は植えられていました。
ヒッシャムはまたオシリスを復活させようとしていたんですね。
ところがそこにヘルメットを身に付けた和己くんが現れます。
どうやら森の草木に聞いてヒッシャムの居所を見つけたようです。
「またオシリスを作る気ですか?あれだけ迷惑をかけておいて」
普段は穏やかな和己くんですが、双葉ちゃんが今回の件で本当に悲しい思いをした訳ですから、
その怒りは強いものがありました。
しかし、ヒッシャムにも事情があったんですね。
今回の件を詫びして、カーくんに挑んだ訳を話します。
作物が育たない貧しい国の出身のヒッシャムはガーくんを倒し、
世界一の錬金術師となれば世界から補助が受けられると(その錬金術を応用して祖国を救おうとする発想はヒッシャムさんにはないようです(笑))
事情はあるにせよ、双葉ちゃんを傷つけた事は許せない。
和己くんの怒りは収まりません。
しかし、ここで意外な展開が待っていました。
ハナ子ちゃんは「生きて」いたんです。小屋の裏の植木鉢に移されていました。
オシリスにはハナ子ちゃんの因子だけを植え付けていたんですね。
しかし、ハナ子ちゃんは少々くたびれている様子です。
「オシリスを強くするために他の植物を殺す事良くないデス」
やり方はかなり間違っていますが、ヒッシャムも悪い人ではなかったんですね。
和己くんはヘルメットを身に付け、ハナ子ちゃんに語りかけていました。
「は、はじめまして・・・」
翌朝、ハナ子ちゃんは元いた場所に戻されていました。ただ、
周りは死の森と化していましたが。
そこにはなぜか和己くんだけが訪ねてきていました。
「約束守ってくれたです。嬉しいです。お兄さん」
ヘルメット越しに見るハナ子ちゃんは薄くなっていました。
「咲いていられるのも、今日で最後。花が咲き終わると私は春に生まれ変わるです。でも、
それは私じゃないです…。ですから、誰かにお別れが言いたくて」
ハナ子ちゃんは本当は双葉ちゃんに会いたくてしょうがないのです。 会ってさようならが言いたい。
でも、自分は枯れてしまう。双葉ちゃんを悲しませたくない。
だから、ハナ子ちゃんはこのまま枯れる事を選びます。
そして、最後の歌を和己くんに聴いてくれるように願います。
「さよなら。ハナ子ちゃん」
「はい、さよならです」
辛い思いの中、和己くんは双葉ちゃんの代わりにハナ子ちゃんの最後の歌をただ静かに聞きます。
やがて、ハナ子ちゃんは枯れて、その姿も見えなくなりました。
ガーくんは心配していましたが、双葉ちゃんが思ったより元気そうでした。
そうしたら、またしてもヒッシャムが現れます(思ったよりネチっこいお人ですね(笑))
その手にはニューバージョンのオシリスがありました。
新しいオシリスはパワーより知能優先だとか(その割には態度は相変わらずタカビーではありますが(笑))
つないだ携帯電話でお話もできる優れものです(あのぉ、ヒッシャムさん。これだけでも凄い技術ですよ。どうも、
その技術をまともな方向に利用できないのは錬金術師共通の問題点であるようです(笑))
その携帯から漏れ聞こえてきたのは、ハナ子ちゃんの歌声でした。
双葉ちゃんは気のせいと思ったようです。そのまま学校に行ってしまいました。

梨々ちゃんと美森ちゃんと一緒に学校に行く途中、双葉ちゃんは足を止め、
森のある山を見上げていました。
双葉ちゃんにはハナ子ちゃんの歌が森から聞こえてくるような気がしてしました。












































































































