●Fate/stay night 第22話「願いの果て」

しょっぱなの乙女チックモード全開のセイバーさんに、もう腰砕け状態です(はうぅ)
しかし、敵中のただ中に士郎くんはいます。
セイバーさん、乙女チックに酔いしれてる場合じゃないですよ(笑)
「星が出たら、あの人の、士郎の明日を占おうか」
ふと自分の口から漏れた言葉にセイバーは我に返ります。
「これではまるで物語に聞く『恋する少女』ではないか」



だからセイバーさん、あなたは『恋する少女』なんですってば!(笑)
も~、剣一筋に生きてきたのはわかるけど、だからこそ今の自分の『恋する想い』に戸惑うのもわかるけど、
その気持ちに素直になんなさい(笑)
自分の心の大半を士郎くんが占めている事を認める事に躊躇するセイバーさんも、また可愛いんですけどね。
しかし、ここまでセイバーが士郎くんを想うようになるなんて、今までじっくりつき合って「Fate」
を視聴してきた甲斐があったというものです☆



「セイバー、士郎知らない?」
凛ちゃんから士郎くんがいない事を知らされます。
そしてもう一つ。
「イリヤの熱が上がってるの」
凛ちゃんの話によれば「聖杯戦争」終わらない限りイリヤの容態は悪くなり、やがては人間としての「機能」を捨てるしかない(はい?
)
ここでヘンな感じを覚えたんですよね。
「イリヤは『聖杯戦争』が進めば進むほど壊れるように出来ているのよ」
凛ちゃんのこの説明にセイバーは理解出来ずにいると・・・、
「ああぁ、いいの、今のはわからないように言ったんだから」
だったらわかるように言って下さい、凛ちゃん。セイバーがわかんなかったらこっち(視聴者)はもっとわかんないです。
それに「わからないようにに言ってる」って、それ説明になってないですよ。

しかも凛ちゃん、
「それよりランサーのマスターの事だけど」
早速話題の切り替えに入ってます(苦笑)
「わかったのですか?」
わからん話より、わかりやすい話に飛びつくセイバーであった(爆)
凛ちゃんは単独でランサーのマスター探索をしていたんですね(だから最近出番がなかったんだ(爆))
しかし、そのマスターのねぐらにあったモノは血痕と令呪をはぎ取られた左腕だけ。
ランサーのマスターは今回の聖杯戦争の初期に既に倒されていた。
その血痕はランサーが士郎を最初に襲った時よりも古いもの、そこから類推出来るのは、
『誰かがランサーのマスターの令呪を奪い、ランサーと再契約した』
と言う事実。

残るマスターは凛ちゃんと士郎くんの2人だけ。しかし、ランサーは消えていない。
そこでマスターではなかった別の魔術師がマスターとなっている事が考えられるが、令呪の移植はマスターかサーヴァントでなければ出来ない。
セイバーによると聖杯が消滅しても、
令呪とサーヴァントが残っていれば継続してマスターでいられるとの事(しかし、
それには膨大な魔力の供給が必要となります)
ここで一つの可能性として浮上してきたのが、前回の「聖杯戦争」に参加していたマスターの介入。
ここに至り、ランサーの行動も納得のいくモノになりました。最後まで戦おうとせず、敵を探るのがランサーの役目だったんですね。
そして、ランサーのマスターには戦闘用のサーヴァントもいるはず。

「凛、士郎は今どこに?」
セイバーさん、最初に聞かされていたのにもかかわらず、話に夢中になって士郎くんの事はちょっと忘れていたようです(爆)
「知らないから聞いたんじゃない。あ、まさか綺礼のとこ?」
凛ちゃんも深く考えていなかったようで、
この辺に現在の衛宮家における士郎くんの位置づけが見え隠れするような気がします(苦笑)
「あの教会に・・・」
セイバーは絶句します。自らの感覚に覚えたあの教会は聖なる場所ではない。むしろ、その逆。
「あの教会は柳洞寺と同じ死の淀みが・・・そんなところに今、士郎がいる!」
セイバーは急ぎ鎧に身を包み、言峰教会に向かいます。



周りを警戒しながらセイバーは教会の地下奥深く進みます。
程なくして士郎を見つけます。
胸の辺りから血を流し横たわっている士郎くんを。
「士郎!」



しかし、その前に立ちふさがるように実体化するランサー。
相変わらず見事な青タイツ姿です(笑)
「よぉ」
セイバーかける言葉は気心の知れた仲間にかける挨拶のようです。
まったくこの兄貴は死地にいても気楽さを忘れていないようですね(そこがランサーらしいけど)
セイバーは挨拶無用の一撃を仕掛けます。
ランサーはセイバーからの一撃をゲイ・ボルクで防ぎます。その表情はどことなく複雑な色をしていました。
一撃をかわされたセイバーの目に映るのは今やもっとも大切な人となった士郎くんです。
早く士郎くんの元に駆け寄りたい。しかし、
手練れのランサーはそう簡単に突破出来る相手でもありません。
セイバーは焦ります。
しかも、ランサーは事も無げに嫌な事を言います。士郎くんを刺し、心臓は技とハズしたものの、死に至る呪いは解けることはないと。
セイバーは返事の代わりに更にランサーに打ち込みます。
2人のサーヴァントの戦いは果てしなく続いていました。
その脇で死んでいるとしか見えない士郎くんでしたが、まだ意識はありました(そのしぶとさ古今のアニメ随一でしょう(笑))
その頭をむんずとつかんでモノのように引きずっていく人物がいました。綺礼さんです。
ヒドイ扱いですね。
果てしなく続く一騎打ちで、その戦いに割って入るように声が響きます。
「そこまでだ、セイバー」
その場を制した綺礼さん、士郎くんを放り出します。
綺礼さんが言うにはセイバーさんが士郎くんを引き取りに来ただけなら渡しても良いと。
自分の役目は『聖杯の持ち主を見極める事』と(どこまで信じていいのやら)
望むのなら聖杯を与えるとも。
残るサーヴァントはセイバーとランサー2人という状況で聖杯は完成に近づいています。
ふさわしい人間であれば綺礼さん、聖杯を喜んで譲ると言ってます。
でも、聖杯って管理こそはしてるけど綺礼さんのモノじゃないんですけどね(ちょっと流されてる大事な事)
綺礼さんは厳かに残酷な笑みを含みつつ士郎くんに問いかけます。
「10年前のあの日、お前は本当に何も恨まなかったのか?」
10年前のあの惨事の時、周りは火に包まれ助けを求める声を、
『自分には助けられない』
と、その声を無視して走り続けた。自分が生きるために。
そして、その願いは叶えられた。士郎くん一人だけ。
その反動か、士郎くんは義父となった切嗣さんの背を追いかけ、正義の味方に憧れた。
胸を張って進まなければ、死んでいった人たちに許されないと思ったのでした。
「10年前のあの出来事、無かった事に出来るのなら、またやり直せるとしたら、お前は聖杯を欲するだろう」
綺礼さんの言葉は悪魔のささやきのように士郎くんを揺さぶります。
士郎くんはセイバーの思い悩んでいる所と、同じ所に立たされました。
「さぁ、答えよ。お前が望むのなら、聖杯を与えよう」
セイバーが見守る中、士郎くんは答えます。
「そんなもの、いらない」
人が悲しみや現実を乗り越えて来た歳月を無意味なものにしてはいけない。
その痛みを抱えて、前に進む事こそが唯一失われたものを残す道ではないのか。
想いは礎となって今を生きている人間を変えて行くと信じている。
士郎くんはそう思う自分の道を、間違っていないと信じているのでした。
「置き去りにしてきたもののためにも自分を曲げる事はできない」
完全に聖杯を士郎くんは拒絶します。
綺礼さんは士郎くんに興味が無くなったのかセイバーに返します。
今度はセイバーに問います。
「では、お前はどうだ?セイバー。よもや衛宮士郎のようなエゴはかざすまい」
「それは・・・」
セイバーもこの問いには言葉が濁ります。長い歳月戦い続けて追い求めた聖杯なのですからね。
「セイバー、己がマスターを殺せ。それでお前の望みは叶う」
「私の・・・望み」
王の選定のやり直し、他のふさわしい人物が王になれば国はもっと平和に永続出来たのではないか?
そして、聖杯の力を使い、無かった事にすれば、あの虚しい滅びの時もなかったのではないか?
セイバーの告白に士郎くんは力を振り絞って語りかけます。
「この道は間違っていないと信じている」
士郎くんの言葉に、セイバーは改めて思い出します。
セイバーは王としての責務をまっとうすると誓ってカリバーンを抜いたのです。
そして、民のために戦った。そこに、公開はありませんでした。
己の一生を誇れるのなら、その結果が滅びであったとしてもやり直しを求めてはならなかった。






『王は国を守った。けれど、国は王を守らなかった。ただそれだけ』
無惨な結果でも、その過程には一点の曇りもなかった。求める必要もなかった。
自らの信念を貫き、誇りを持って生きてきたのです。
「ならば叶わなかった夢を最後まで見届けよう・・・」
そして、セイバー改めて想います。自分を正しく変え、唯一かけがえのない人となった士郎くんを。
「聖杯は欲しい。けれど、士郎は殺せない。わからぬか下郎。その様なものより、
私は士郎が欲しいと言ったのだ。聖杯が私を汚すものなら私はいらない。私が欲しかったものは、もう全て揃っていたのだから」
セイバーの完全なる聖杯との決別宣言でした。
「士郎、私の手に触れて下さい」
セイバーの手を通じて魔力が逆流し、士郎くんの体に力が蘇ります。
2人の力の前にはゲイ・ボルグの呪いも通じなかったのでした。
ここのセイバーの表情がいいですね。
あらゆる葛藤を乗り越え、吹っ切れたいい表情です。不敵な笑みさえあります。
「お前達はつまらない」
綺礼さん、発音ヘンです。まるで日本在住1年目の宣教師のようです(笑)
「ここで死んでもらおう」
聖杯をあげるって言っていたのに待遇が180度変わってしまいました(笑)

( 指ぱっちん)
綺礼さん、違う職業の方のように見事な指ぱっちんをならしてくれます(笑)
そこに現れたのは、現在セイバーさんにプロポーズをしてるものの、
答を出すどころか拒絶されてもなお言い寄るポジティブシンキングな成金サーヴァント、ギルさんでした(ヘンな紹介(笑))
んが、意外な事がわかります。
なんと同じマスター同士でありながら、ランサー兄貴はギルさんとは初対面だったんです。
「どういうことだ!そいつがお前のサーヴァントだと!」
綺礼さんは前回の聖杯戦争の参加者であり、その時のサーヴァントがギルさんだったんです。
そしてギルさんの存在を維持するための士郎くんの見た薄気味悪い魔力供給のための生け贄の部屋を作ったんですね。
この事実に表情を歪ませるランサー。彼は士郎くんを2度殺しかけた人物でありますが、
その人格はセイバーに劣らぬ誇り高い英雄なんですね。
「なぜ、黙っていた?」
「言えば、彼と共同戦線を張ったかね??」
「は、死んでもゴメンだ」

「10年前の再現になったな、セイバー」
まさに最終決戦は綺礼さんとセイバーを切嗣さんから受け継いだ士郎くんという構図。
『因果はめぐる』と、いいたいところですが、
前回の聖杯戦争参加者がサーヴァントを隠し持つ事をそのまま疑われもせず今回の聖杯戦争の監督役として着任し、
しかも裏で暗躍するという裏技と反則技のコンボは既にこの「聖杯戦争」のシステムが崩壊している事を意味しています。
魔術協会、しっかりして下さいよ、っていいたい気分です。
切嗣さんの銃撃により倒された綺礼さんでしたが、あらわれた聖杯に触れ、願った瞬間にあの大火災が発生したんですね。
士郎くんの家族も家も焼く尽くしたあの大火災は、実は綺礼さんによって引き起こされたものだったんですね。
「私はただ、あの土地から人が消えればいいと思っただけだ」
綺礼さんの口から明かされる「聖杯」の真実とは、持ち主以外を殲滅する「呪いの壷」
だったのです。
セイバーの欲して止まなかった「願いを叶える」ものとはほど遠い、純粋なる破壊兵器だったのです。
ここまで綺礼さんがセイバーと士郎くんに謎を明かしたのは2人を生きて返すつもりが無かったんですね。
「ギルガメッシュ、ランサー、『ゴミ』を始末しろ」
綺礼さん、去り際に『抹殺命令』を残していきます。
かなりヤバい状況です。1人でも手こずるのに2人相手にするとは絶体絶命のピンチ。
「私の側から、離れないで下さい」
セイバーはそう言うものの、この状況はいかんともしがたいところです。
ギルガメッシュから剣が放たれます。
しかし、その剣を蒼い光が遮ります。ランサーです(やってくれたぜ兄貴!)



「貴様の獲物は、その雑種のハズだが」
「気が変わった。降ろさせてもらうぞ」
「ランサーあなたは・・・」
「勘違いするな。貴様(セイバー)に肩入れしている訳じゃねぇ。オレはオレの信条に肩入れしているだけだぁ!」
ランサーは言い終わるや否やギルガメッシュに切り込みます。
聖杯を前にしての契約破棄とも言える行為ですが、ランサーは潔い男です。
「英霊なんて連中はなぁ、もともと2度目の生になんぞに興味はねぇンだよ!」
しかし、余裕で戦うギルガメッシュとの実力差は明らかです。
「ランサー、いくらあなたでも1対1では・・・」
「いいからさっさと失せろ!かばった程度で仲間意識持ちやがって。これだから育ちのいい騎士王様は気にくわねぇ」
ってランサーさん、照れ隠しを言ってます。戦いに関係ない人間をゴミ同然に利用する、目的のためなら手段を選ばない『綺礼・ギルガメッシュ』
よりも、誇りを持って戦って来たセイバーに肩入れした方がランサー気持ちよく戦えます。

荒っぽく、口の悪いランサーですが、彼もまた誇り高い英雄だったのですからね。
「ご武運を・・・」
これ以上言葉を重ねるのは不調法というもの。セイバーは一言だけ残し、士郎くんと共に立ち去ります。
セイバー達が立ち去った後、ギルガメッシュもまたセイバーを逃がすつもりだった事をランサーに伝えます。
しかし、聖杯を呼ぶ儀式の完成には、もう一人のサーヴァントを始末しなければならない。
つまり、ギルガメッシュは最初からランサーを殺す気でいたのです。
ゲート・オブ・バビロンから放たれる無数の剣。槍一つで避けられる訳もなく、無数の剣はランサーを追いつめていきます。
やがてランサーは四肢を鎖状の物で縛られ動きを封じられた後、ギルガメッシュはクー・フーリン(ランサーの真名)の天敵の宝具
「カラドボルグII」でランサーを仕留めます。
ランサーは言葉を発する事もなく、潔く不敵な笑みを浮かべながら消えていきました。
ランサーが消えた頃、セイバーの士郎くんへの治療も終えていました。
「鞘に魔力を補充しておきました。間もなく傷も癒えるでしょう」
「鞘って、エクスカリバーの・・・」
失われたエクスカリバーの鞘「(全て遠き理想郷)アヴァロン」(原作ゲームより引用)は士郎くんの中にあったのです。



セイバーを召還する触媒となり、士郎くんに驚異的な治癒力をもたらした全ての源はエクスカリバーの鞘だったんですね。



前回の聖杯戦争の際、士郎くんの義父である切嗣さんは鞘を触媒にしてセイバーを召還。その後も鞘を士郎くん同様、
自身に身に付けていたんですね。
そして、戦いの後で焼け跡で死にかけていた子供を見つけます。
その子供をを救うために持ち主を癒す鞘、それを切嗣さんは死にかけた子供に植え付けて救ったんですね。。
それが今の士郎くんだったんです。
全ては繋がりを持った運命「Fate」だったんですね。
「すまん、お前の鞘をこんな事に使って」
士郎くんは素直に詫びますが、セイバーはむしろうれしそうに答えます。
「いえ、それに私はうれしかったのです。何も守れなかった私でも・・・士郎、あなたの命を救えていたのですから」
大切な人の命を守ってきた。セイバーにとっては何事にも代え難い喜びだったのでしょう。
前回の聖杯戦争において聖杯を破壊させた切嗣さんは正しかった。
聖杯はセイバーの必要とする物ではなかった。
「やり直しなんてできないのだと。それなのに、私は今まで自分を偽り続けて来たのです」
「セイバー・・・」
「ありがとう。あなたのおかげで、ようやく取るべき道がわかりました。間違えた望み。かなえられない日々ではあったけど、
この弱さはある少女が見た一時の夢だったのだと」
「セイバー、聖杯を壊そう」
「あなたならそう決断すると信じていました、マスター」
セイバーの願いの果ては、望んでいた結果となりませんでしたが、士郎くんという支えを得て、改めて過去の自分に誇りを持つに至りました。
残すは聖杯の破壊のみ。
2人は決意を固めるのでした。

































「トレース、オン」

















































































































最初は士郎くんに引っ張られて、おっかなびっくりへっぴり腰になっていたセイバーですが、
士郎くんの思いやりが嬉しいのかやがて歩調は同じになります。



















「あれは王であるオレのものだ。王の宝に手を出す輩(やから)は・・・失せろ雑種」




































凛ちゃん達はは地下神殿の地下空間にたどり着いていました。
























「このままじゃ、本当に聖杯に・・・」












































































































































































