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スワップ投資にお薦めの通貨

スワップ投資にお薦めの通貨

スワップで増やしていくにはある程度高金利でなければなりません。ということでスワップ派には人気の通貨が存在します。スワップは通貨間の金利差で受け取るものです。となれば高スワップを受け取るには金利差のある通貨ペアでなければなりません。
スワップの受け取りは買いポジションのみとは限りません。通貨ペアによっては売りポジションでスワップを受け取ることができるのです。(低金利通貨を売っている場合)

日本で人気のあるスワップ目的の通貨ペアはやはりクロス円(円との組み合わせ)が中心です。日本はほぼゼロ金利ですので当然といえば当然です。
それが
・トルコリラ/円
・南アフリカランド/円
・メキシコペソ/円
です。

昔はオーストラリアドルやニュージーランドドル、英国のポンドなども人気だったのですが、今は金利がかなり下がってしまいスワップ用としての魅力はあまりなくなっています。
また上記の3通貨以外にもブラジルレアルやロシアルーブルなども高金利で知られていますが、取り扱っている会社が少なくメジャーではありません。

高金利とはどのくらいなのか?

ではどの程度の金利なのかということですが、上記の国の政策金利は以下のようになっています。(2018年7月現在)

国名 政策金利
トルコ(1週間物レポレート) 17.75%
南アフリカ(レポ金利) 6.50%
メキシコ(オーバーナイト金利) 7.75%
ブラジル(Selicターゲットレート) 6.50%
ロシア(リファイナンス金利) 7.25%

どの国の金利も今の日本からみれば魅力的であることは間違いありません。

金利はどこで決める?

各国の政策金利は年に何度か見直しされます。基本的には中央銀行が金融政策に基づいて決めるもので、景気動向やインフレ・デフレの状況などを考慮して自国の経済を安定、拡大させることが重要なポイントとなっています。
日本では日本銀行の政策金利決定会合が年8回開かれそこで決定されます。あと米ドルは連邦公開市場委員会(FOMC)、ユーロはECB理事会で決定されます。これらは為替レートに影響を与えるためFXの世界ではビッグイベントとなっています。

金利はよく変動する?

金利の変動は国によって様々で、日本のように長きにわたって低金利の国もあれば南アフリカやトルコなどのように頻繁に変化する国もあります。
先進国はリーマンショック以降は金利低下傾向でしたが、最近ようやくアメリカが金利アップに向けて動いています。金利の変動は為替レートの変動要因ですので要チェック項目です。

高金利通貨の落とし穴

高金利通貨を買って保有しているだけで高金利を得られるのであればたくさん買って持っておけばいいのでは…、と誰もが思います。もしそんな簡単なことであれば誰でも儲けているはずです。しかしそうならないのは高金利通貨には共通の問題点があるからなのです。

高金利通貨は売られやすい!?

高金利通貨の国は経済など国の情勢に問題を抱えていることが多く通貨のレートが不安定なことが多いのです。基本的に長い目で見れば高金利通貨は弱くなっています。
例えばトルコリラですが現在は1トルコリラが30円を切るようなレートです。これが10年前だとどうでしょう。2007年には1トルコリラが90円台だったのです。10年で60円以上も円高(トルコリラ安)になっていることが分かります。10,000トルコリラを買いポジションで持っていたら60万円の損失です。でこれではいくら高金利でも手が出せないと思われるでしょう。
さすがに今は30円以下ですのでいくら下がっても20円くらいでしょうから、リスクとしては低減しているともいえます。

同様に南アフリカランドは17円くらいだったものが9円を割り込む水準ですし一時6円台なんていうこともありました。メキシコペソは11円くらいだったものが5円台です。

このように長い目で見れば高金利通貨は軒並みレートを下げているのです。これこそがスワップ派を悩ませる落とし穴なのです。